「短編ですね」を含む小説

　盗みで食いつないでいる『オレ』は、前触れなく現れた女子高生ユリちゃんに好きな人のハートを盗んでほしいとの依頼を受ける。 　報酬は、任務完了までのてづくり弁当。 　かんたんな依頼…

「なった話」というシリーズを書き始めました。すべて1話完結の予定です。 第1弾は「蛇」。これから色々なものになっていきます。 【あらすじ】 小学校の同窓会で、蛇に咬まれた同級生の…

巷で流行りの婚約破棄。 令嬢であるリリーも例外ではなかった。家柄、剣と共に生きる彼女は「女性らしさ」に欠けるという理由から、婚約破棄を突き付けられる。 彼女の手は研鑽の証でもある…

俺（大樹）と凜乃は小さい頃から一緒に過ごしてきた幼馴染。 大学生になった今、昔ほど頻繁に会ったり話をしたりする事は無くなったけど、いつ会っても昔のようにくだらない話で盛り上がれる…

女冒険者を乗せた一角獣

様々な邂逅の形を時が彩るショートショートから短編までの１０話。

部室の場所すら隠れている謎のサークル『かくれんぼの会』。その会のリーダー「ペンギン」を探して、私は今日もキャンパスを徘徊している。

ある朝、俺の前に現れた幼馴染のマユは、黒いビキニを着て、黒い角と翼が生えていた。「サキュバスなの、わたし」。えっちなことをして俺を落とし、下僕にするというマユだが……。

　一話をカクヨムコンテスト10【短編】の最短字数400字で書いた掌編集です。 　まとめて投稿したので意味はありませんが、一握りの文章でどれだけ怖くできるか挑戦してみました。 　全…

ある日、少女ユキはゴミ捨て場のそばに立つ謎の大男と出会った。 ユキはその男に段々と興味を持ち始め、願いを叶える手伝いをすることにーー。 ※この小説は三人称、いわゆる神(私ら…

「第七回こむら川小説大賞」参加作品です

九条葉月《くじょうはづき》は、容姿端麗、黒髪ロングの高校三年生。その実態はミステリー研究会、初代会長オカルト大好き残念系女子であった。そんな彼女のゆるいホラーな日常を短編方式で掲…

行方不明になった師匠を探しに都に出てきた仏師・土岐真人は、玄武門で那由汰と名乗る侍に出会う。 「……さぁて、そろそろだなぁ」 駆け出した那由汰について出ると、そこには巨大な「…

　紡ぎたい詩や、言葉を生み出していきます。 　美しさや、儚さ、可愛らしさ、時には残酷な物まで、様々な文章が飛び交っていく、それが言葉の溜まり場なのです。

魔王を討伐した勇者パーティーは、用済みだと国王に殺されそうになるが、王女の嘆願によって国外追放処分となる。その後、魔王が復活して窮地になった国王は、勇者パーティーを王国に呼び戻そ…

【カクヨム甲子園2022 SS部門 ポカリスエット賞】 高校一年生の彩は、先輩である香月の絵に惹かれ、美術部に入部した。 人の顔色を窺ってばかりだった彼女は、自分を変えようと…

目が覚めたらマヨネーズがいた。左利きのマヨネーズというらしい。 こういう名前になった理由と風貌の残念さについてマヨネーズが語る、ものすごくどうでもいい話である。 ※カクコン９短…

本を読むのが苦手な私。 だけど私が好きな彼は本を読むのが好きで博識で。 そんな彼が貸してくれた一冊の本が私の宝物。 　

普通の高校生である吉野　昌平は、山の中腹にある公園で夕日を見るのが日課になっていた。 ある日、いつもの様に公園へ足を運んぶとベンチに知らないおばあちゃんが夕日を眺めて居た。 おば…

異世界転移をしたけれど、世界には何もなかった。 崩れた家屋と残された文明の残滓。それから無限の静寂と退屈だけしか残っていない。 この世界で僕らは『楽しいこと』を探した。 これはオ…