概要
僕の記憶の中にある、蛇に咬まれた少年は誰?
「なった話」というシリーズを書き始めました。すべて1話完結の予定です。
第1弾は「蛇」。これから色々なものになっていきます。
【あらすじ】
小学校の同窓会で、蛇に咬まれた同級生の話を思い出した杉浦サトシは、皆がその少年を覚えていないことに不審をいだく。サトシはその事実を鮮明に覚えているのだが、どうしてもその少年の顔と名前を思い出すことが出来ない。
そしてこの出来事を契機に、彼の中で何かが育ち始める。
第1弾は「蛇」。これから色々なものになっていきます。
【あらすじ】
小学校の同窓会で、蛇に咬まれた同級生の話を思い出した杉浦サトシは、皆がその少年を覚えていないことに不審をいだく。サトシはその事実を鮮明に覚えているのだが、どうしてもその少年の顔と名前を思い出すことが出来ない。
そしてこの出来事を契機に、彼の中で何かが育ち始める。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!恐怖! 人外へと変貌していく、一人の男の記録。
強烈な作品を読んだな、と読後にしみじみと感じ入りました。
主人公の身に起こった『ある変化』。
人間とは違う『別の生き物』の感覚に侵食されていく。その様子がありありと描かれ、『異形の感覚』というものを強烈に追体験させられることになります。その描写が強烈で、読者はぐいぐいと引きこまれることになります。
途中、主人公が卵を丸呑みするシーンがあり、故・楳津かずお先生の『蛇女』の絵柄がふと脳裏をよぎりました。改めて蛇というテーマとホラーとの相性の良さを強く実感させられました。
感覚的な過程の描写もさることながら、ラストの締め方もとても巧い。『蛇』というテーマならではのこの構図は、お見事…続きを読む