言葉の溜まり場 〜1投稿完結型〜
吾輩は藪の中
第1話
私の名前を知っている人は居ますか? えぇ、そのような方はきっともう居ません。
何故なのか、は、
きっとそのほうが、素敵で
……
春。暮れ
夏。生き物の鳴き声と大地の神秘、
秋。枯れ葉散る寒き日、それはただひたすらに舞い落ちるのみ。
赤は
冬。暮れ泥んだその時を懐かしみ、ただ冷えびえとしたこの
花はもう、あなたに
あゝ、悲しい話です。中々とても。
憩いの場としては、少し場違いでありましたね、申し訳ございません。
ですが、このお話には続きがあるのですよ。
どういう物か? もう、あなたが1番それを分かっていらっしゃるのではありませんか。
私の名前を誰も覚えていない理由、もう理解出来たのではありませぬのでしょうか?
ふふ、分からないのであれば、いずれまた、このお話をしましょう。
暮れ泥む 遠き冬から 目覚めたり
出逢いし君と 1輪の
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