「早」を含む小説

彼女と知り合って、早11年目。わたしは、……このままでいいのだろうか。

　大手出版社・幻泉社の校閲部で働く斎藤ちひろは、いじらしくも数多の校閲の目をかいくぐって世に出てきた誤字脱字を愛でるのが大好きな偏愛の持ち主。 　ある日、有名なミステリー賞を十九…

~完結してます~ 　悪魔が現世にやってきてから、早数世紀が経った。 　人類は悪魔から魔法を教わり、現代では魔法使いが立派な職業となり、文化に浸透していた。 　少年の名は荒城…

離婚して早三年。 今日も今日とて私と息子は楽しい日々をこれでもかと生きてます！ 前作「ちょっくら離婚調停いってきます」 https://kakuyomu.jp/works/11…

5分で今までの世界観が終わった話。 声に出すことで気持ちの良い短編を目指しました。 本作品の著作権は小早敷彰良に帰属します。 This text belongs to Ak…

最後の5分間、危機においてもシュールな日常がテーマです。 朗読をしてもらえると嬉しい褒め言葉も詰めました。 本作品の著作権は小早敷彰良に帰属します。 This text be…

旅人を守ることを生業とする者たちを護衛士と呼ぶ。 〈レイナスの息子〉の異名をとるアゼルもそんな護衛士の一人であり、毎年約束している〈早摘み〉の護衛に今年も北嶺山脈を訪れたのだが―…

世界に特殊な能力が生まれて早数年― 能力者の一人である澤田為治とその彼女である塩沢詠美は、お互い普通の高校生として平穏な生活をおくっていた。 ある日、詠美が謎の男に連れ去られる…

私は―――彼女が好きだ。 百合小説を愛読する文学少女【汐 早百合（うしおさゆり）】 高校1年に進学したばかりの春。新学期初日に一匹の黒猫を助けてあの世行き。 天国で貰ったチート…

擬人化された彼らによって全個人が全肯定される、相棒も恋人も産み出すことが出来るようになった世界。一学生のとある一日の記録。 心踊る世界の実現の為に、何が擬人化されるべきなのか考…

着物が日常着でなくなって早半世紀以上（多分）。 日本全国着物だらけになるのは成人式か夏の花火大会くらい？ 少子化と消費節約の影響モロ被りな呉服業界の片隅で働く日々。 着物を売るっ…

とある街から少し歩いたところにある同じような木々が並び人々を迷わせる迷いの森。 そこに住む魔法使いユリカ・アイミールは静かに暮らしている。 現実主義で博愛主義で平和主義な彼女は荒…

今回は切ない系の短編恋愛小説になります。

はじめまして、ギグスと申します。ご覧頂きありがとうございます。 本作品はイジメや家庭環境で苦しむ少年。中学1年生の早弓光（はやゆみ らいと）が、同級生の猪突猛進なヒロイン村石 薫…

そう遠くない未来の話。 警察機関内部に、「人外被害対策室」が設置されて早十数年。 だけど、人間の理解力や価値観なんて、新しいことに素早く対応できる 訳がなかった。 これは、…

芸術を愛する国・デイランド王国。 貧乏男爵家の令嬢・ジルが男装して家のため、 天才芸術家と名高い４人の貴公子たち――四大守護者（マスターズ・オブ・アーツ）――のお世話係になって早…

雨に浮かぶ、梅雨の東京。「私」の探偵事務所に、雨に濡れたある女がやってくる。彼女は有名な映画女優、藍原早麻理だった。彼女はストーカーに腕をアイスピックで刺されるという被害にあった…

　時は2030年、アベ第三次内閣の際に、ウラジミール・プーチネが大統領選に出馬し、四度目の再選を果たしてロシア大統領に就任する。しかし、以前より求心力が衰えているプーチネ氏の周り…

中学二年の年度末、幼馴染が親友に告白した。二人は付き合い始め、仲を深めてゆく。 けれど、僕は知っていた。桜より早く咲き、春を告げる清純な花の実には、毒があることを。 （一万字強、…

私は魔法少女の名簿化を進める、ごく一般的な財団法人職員、エージェント32だ。 業務は2つ。 自然発生、人為的発生問わず魔法少女を捕捉し、名簿管理を行うこと。 社会損失を発生させる…