「きみとの」を含む小説

　ぼくときみと二人分のサンドイッチを作るのが、ぼくの毎朝のルーティーン。 　牛乳と、ハムサンドと、きみ。ぼくの平和な朝の景色。ぼくがそれを見るのが好きか、というと、好きとか嫌いと…

新作「未来はきみの手の中」のための詩です。 別名「天使の詩」。

中学時代、永瀬瑠璃と付き合っていた御子柴春太は、引っ越しのため泣く泣く別れることになる。 しかし、高校二年の春。再び、懐かしの地へと戻ってきたわけだが、 転校先の高校で永瀬瑠璃と…

ふわふわっとして、ちょっと苦くて、なんだか儚い、詩のような物語。

交通事故によって一度に両親を失い、自分自身も意識不明となった林崎重信。１か月あまりの昏睡から目覚め、隣家に住む幼馴染みの少女・田宮美咲に気遣われながら、重信はふたたび高校生活に戻…

　《アニソン戦争》……アニメのタイアップを賭けて、ステージ上でアーティスト同士が戦うこと。アニメ制作陣や原作者、観客の投票で勝敗が決まり、勝った曲がそのアニメのテーマソングとして…

▼もんすたー　が　あらわれた！ ▼きみ　は　ゆうしゃ　か　それとも　もぶ　か？ ▼もぶ　なら　にげろ！ ▼ゆうしゃ　なら　たたかえ！ ▼ちょっとだけ　ぐろ　ちゅうい

　●あらすじです。ネタバレですので以下を読まれないことを推奨します。 　可愛がられっ子の男子高校生主人公、朱音公春(あかねきみはる)はいつも学園で不良少年マークを頭とする可愛が…

彼氏の一馬に、なかなか会えなくなった桃香の楽しみは、通学途中の車窓から、彼のマンションを見ることだった。たった2秒間だけ彼の部屋を見る事が出来る。桃香は一馬の事を思い出しながら胸…

自分の才能に勝手に絶望し、路地裏でくたびれた一匹の猫が、 素敵な声を持つ一人の女性に拾われるーーーー 言葉がわかる猫として、彼女と暮らすことに。

「俺にとってきみは特別だけど、きみだけは、俺を特別にはしないでね」 そう言って笑った先輩はきっと、その言葉がどれほど残酷かなんて、気がつかないのだと思う。

人生の最期の最後には“走馬灯”というものがあるらしい。 でも、ぼくには人生で起きた出来事や思い出の類が多すぎて、きっと、電車の中から見る街の灯りくらいにしか見えないはずだ。

理解し合うことなんてできるはずもない。 飽きたんじゃなくて諦めて、理解を放棄してそれでも世界は廻っていく。誤魔化して消費していくしかない日々が、特別だなんてありえないのに、なん…

人間を誘惑し、肉体と魂を食らう・悪魔。 自らの快楽のため、人間を宿主として人間世界に出現してきた。 しかし、悪魔と戦うために存在する悪魔祓師たちがいた。 悪魔祓いの一人である…

私こと丹野正一は悪友の明坂にそそのかされ、ヤキニクファイトなる謎の催しに参加することになった。 肉が食えるならと軽い気持ちで参加したものの、途中からは後輩の伊勢崎女史も加わり波乱…

ぼくはこんなにたくさん話すのに、いつもきみは外方を向いたままだね。 きみにとっては、つまらない話かもしれないけれど、ぼくはきみに一生懸命話しているよ。 たまには、こっちを向いて…

――あらすじ―― 千夏は幼馴染のキミのことが好きだが、告白する勇気はなく、高校生になった今もずっと想い続けている。 ある日、キミの家に招かれた千夏は「恋をしたことがない自分に、…

エーテル。万物を創生するなんだか良く分からない力の事だ。 人間がその存在に気づいてから約100年。 魔法が当たり前になった世の中で、淑女が生け花を嗜むように、学生は魔法を学ぶ。 …

　寺に身を寄せていた没落貴族の娘「斎（セイ）」は、そこで年上の「入道の宮」と出会う。彼は親王でありながら、政から遠ざけられやむなく出家した不遇の人だった。 　しかし流行り病で帝や…

　１７歳の春。高校二年生の僕は、ひょんなことから市立病院に短期入院することとなり、 「あれ･･････？　きみ、見ない顔だね」 　そこで、ひと学年上の彼女――西宮明奈と出逢う。 …