麻生のキャラで序盤グイグイひっぱられる。本気で滑稽な自己陶酔の権化、時たま素が垣間見えるところなど、この存在が物語の下味であり、デコレーション。試合編に彼の他者への見方はその後もひたすら飽きさせない。どうやったら思いつくの、こういうキャラ。
おけらだって、虫けらだって~♪ジャッジメントですの。今までにこんなネタがミックスされた作品があったでしょうか。奇人たちの行動も快活で、ときおりぶっこまれるシモネタも、不愉快と感じません。適切な語彙力と、適切な分量、適切な配置が織りなす、ドタバタ活劇です。今後、どのように物語が集約し、大きなエーテルとなって、奇跡を見せてくれるのか楽しみにしています。3/10 第十四話まで既読