「桔梗」を含む小説

とある国の姫である桔梗。かつての許嫁である優雨霧を病で亡くしていた。 今年の春も優雨霧とよく来た桜の園を訪れていた。彼の弟の馨も一緒だ。 その日の夜に両親から驚くべき事を告げられ…

感謝！なろう週間ランキング17位になりました。 「桔梗院　天音ききょういん　あまね嬢。 本日を以て貴女との『婚約関係』は破棄された。 私はこの真の桔梗院家の姫華音かのん嬢…

　承平四（九三四）年、香取の海湖畔。 　それはまことに小さな争いから端を発した。 　やがて坂東全土に広がる大きな戦禍は、後に日本史上最大の叛乱としてその名を残すこととなる。 　…

平安時代の半ばの頃、源頼光の娘・桔梗が摂津多田の地を訪れた。 都で流行る疫病から逃れてきたのである。 そんな彼女を歓待するために、女主人である小萩は、多田ならではの料理を用意し宴…

鳥尾巻さんの自主企画 【ある朝目覚めたら】書出し固定企画 https://kakuyomu.jp/user_events/16817330665928634796 のお題 「雲…

「【公式自主企画】短歌・俳句を愉しむ秋！」俳句への参加作品です。 【解説】 ※山粧(やまよそお)う：山々が秋の訪れとともに紅葉で色づく様子を表しています。ちなみに四季の山には情…

35歳の若さで恋人の女性と心中した香子。 姪の瑠衣は香子が亡くなる直前に、彼女から膨大な長さの手紙を受け取っていた。 「18歳になったら読んでね」 その手紙には、女性しか愛すこと…

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　俳句の部　二十句連作部門　テーマ：想ふ

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト俳句の部・一句部門。 手入れを忘れていた桔梗ですが、しっかり育って花開いたのを見て。 生き物って強いですよね。

「でも、わたくしが心に決めた殿方はひとりだけ……」 華族女学校に勤務する舎監さん。実は幕末、六十余州にその武名を轟かせた名門武家の、お嬢様だった。 とある男の許嫁となるも、男はす…

両親を事故で亡くしたすみれは父方の祖母桔梗と叔父航（わたる）に引きとられる。 出逢った日から航に恋するすみれ。 けれど航はすみれをひとりの女として受け入れようとはしなかった。 幼…

【あらすじ】 ～第1章　星籠～ いつか、地上に棲めなくなった人々は《方舟》をつくり、空へと逃れた。 《かみさま》の影に怯えながら、雲に隠れて、人々は生きている。 そんな世界に或る…

人間と共存していた鬼族は、地頭の横暴で絶滅の危機に陥る。 鬼族の族長であった山吹は、危機を回避しようと力を尽くすが、 鬼族の存在そのものが疎ましい地頭に陥れられてしまう。 結果、…

　日本帝都学園。優良な才能を持つ生徒が集められた幼小中高一貫の完全監視学園。 　そんな日本帝都学園で近々、文化祭が行われることとなった。八神　結友（やがみ　ゆう）はクラス委員の姫…

十数年前に起きた一家惨殺事件。 現場となった被害者宅は、もうじき解体されるという。 この事件を追っていたベテラン刑事は、藁にもすがる思いで最後に昔馴染みの陰陽師を頼ったが――。 …

その国には昔、魔法を使う恐ろしい一族がいたという…… アラクト王国。今その国を治めるのは、“一人ではない”若い王太子カシル。 傍にいるのは、桔梗色の瞳の青年、ユラ。 隣国…

　22世紀のとある夏の日。少女『リョウ』は万引き少年と出会う。その少年は、リョウが幼い頃によく遊んでいた『エリヤ』だった。昔とは全く違う様子の少年にリョウは戸惑いを覚えながらも、…

　容姿端麗で常に学年一位。それが彼女、｜真鍋桔梗《まなべききょう》だ。 　あまりにも優秀すぎた故に僕ら凡人にとって、彼女は縁遠い存在である。 　そんなある日、彼女が所属している文…

【演劇台本】ここは、かつて一般庶民が「キゾク」との戦争に勝利した現代日本。 古来より世界中の統治を好き勝手してきたキゾクは、100年前庶民からの反逆戦争で滅び、姿を消した。 主人…

人間×妖の異種恋愛　平安→令和を駆ける時空を超えた和風ストーリー あなたは好きな人を想って1000年待つことができますか？ 平安の世に突然現れた手のひらサイズの小さな生き物、葵…