君が行く道のながてに -「将門記」より-

香竹薬孝

第1部

序 



 不和の女神エリス、諸神を前に黄金の林檎を示し宣いて曰く「此の果実、美麗最たる者に与えん」と。

 三人の美神己こそと名乗れり。然して審判は純朴なる牧人パリスに委ねられき。

 三美神イダの頂にて牧童を各々誘いて曰ん処、

 ヘラ、「妾を示さば果て無き富と力汝のものなり」と。

 アテナ、「妾を指さば至上の功名権勢汝に約束せん」と。

 アフロディテ、「妾を選らば絶世の美女を汝に与えん」と。

 パリス懊悩の末にアフロディテに林檎を捧げたり。

 かくしてパリス絶世の美女を妻に得るも、二美神之を大いに怒りて牧童の仇となれり。


 かの美女こそスパルタ王メネラオスの妾ヘレネ。

 

 ここに古に謳われしトロイアの乱、将にその戦緒を解かれん。


                      ――ギリシア神話「パリスの審判」






 承平四(九三四)年、神無月。下総国埴生郡香取海湖畔付近。深夜。


 ――ことにをかしき所も見えず。浜も砂子白くなどもなく、こひじのやうにて、むらさき生ふと聞く野も、蘆荻のみ高く生えひて、馬に乗りて弓もたる末見えぬまで高く生ひて、馬に乗りて弓もたる末見えぬまで――


 これより約百年後に記されたとされる『更級日記』にて右のように描写されている通り、今より一千年前の関東平野、即ち坂東一帯は、見渡す限りに只々うら寂しく荒涼たる湿原が広がっていたという。

 江戸期における利根川治水事業をはじめ、後世の優れた為政者、また此の地に住まう者達の幾世代に亘る血の滲む努力を以て開墾、治水を果たした末に大いに発展を遂げ、人々の営みが密集する都市圏が築かれた現代の姿からその様相を想像することは極めて困難であろう。


 当時の常総一帯の地形図を俯瞰して、まず目に飛び込んでくるのは「香取の海」と呼ばれる広大な塩湖である。霞ケ浦・北浦・印旛沼・手賀沼をすっぽりと飲み込み、『今昔物語集』に「まるで海の如く対岸が見えぬ程」と記されているこの巨大な湖が、この頃の常陸国南部から下総国北部まで鳥の翼のような形に広がっており、これも現在とは流路を大きく異にする鬼怒川水系が流れ込んでいる。

 また、湖畔周辺や平野の大部分を占める湿地帯は菅原孝標娘が記す通り「騎馬武者が馬を進めれば弓も隠れる程の蘆原」に一面覆われ、夜ともなれば鹿の音の響きも侘しく、都人をして「東夷の跋扈せる僻地」、陸奥の俘囚地に接せし忌み嫌われたる治外の地の果てであったのである。


 この夜更け、秋虫の音色さざめく香取の海南西の湖畔にて、夜露に鎧甲冑をてらてらと濡らしながら深き葦原を掻き分け四方を探る騎馬の一群在り。一様に眉を深く険しめ鉾を握り目を光らせるその数、ざっと二十余騎。

 各々が手に松明と弓、或いは鉾――この頃は、間もなく後に合戦に於て見慣れたものとなる薙刀は未だ完成していないものの、それに近い様相の鯰尾の鉾というらしき物を皆携えているがゆえに、之を鉾と表記するが――を携え傍らの草陰を覗き込み、或いは足元の泥濘や水辺を油断なく得物の柄で突き回している。


 不意にがさがさと茂みを踏みしだく音にハッとした騎馬武者の一人が馬を止め、近づく足音に息を殺し柄を握りながら出方を伺っていると、こちらの気配に気づいた足音の主が、「待て、待て。儂じゃ」と声を潜めて呼びかけてきた。松明を翳してみるまでもなく、葦原を掻き分けながら捜索していた仲間の一人であった。

「やれやれ、見よや。腰まで水に浸かってしもうたわい。こりゃあ、夜更けでなしに真昼間であったとしてもこの藪の中に逃げ込まれてしまってはとても見つけかねるわいな」

 ずぶ濡れの指貫をうんざりした顔で見下ろす仲間の様子に、騎馬武者も顰め面で溜息を吐く。

「……いやはや。どうしてこう、いつもいつも話の冒頭からとんだ目に遭わされるものじゃ! この前は猛吹雪に見舞われ、その前は北風も物凄い山颪の中霙雨に降られ、最近では前も後ろも判らぬ程の霧に巻かれて震えておったっけ。ようやく今回は幾らか穏やかになったかと思えば、こんな真夜中に叩き起こされ泥水塗れにされるときた。そりゃ、出だしの初っ端から愚痴の一つも零したくなるわ!」

 何やら意味の分からぬ恨み言まで出てくる。

「その上に、月に叢雲の真っ暗闇ときておる。下手に松明を振り回せば枯れ藪に燃え移って火に巻かれちまう。……いや、もういっそのこと、この忌々しい葦原を焚きつけて、あの穴熊まみを燻り出してくれようか!」

 季節外れの薮蚊を手で追い払っていた騎馬武者が、とうとう癇癪を起して鉾を振り回し蘆の茂みを闇雲に薙ぎ払い始めた。

「ええい、くそっ! あの親の七光り奴が大それたことをしくさったおかげで、こんな薄ら寒い晩に薮蚊や山蛭に喰われながら夜っ引いて捕り物なんぞに駆り出される始末じゃっ!」

「おい、何をやっておるか! 下手なことをして姫に刃が当たったらどうするつもりじゃ!」

 傍を通りかかった武将格の叱責に慌てて二人が畏まる。夜目にも見事な漆塗りの羊革札の甲冑に毛抜太刀を履いている様子を見るに、国府直属の相当な上将と察せられるが、その高官を以てして「姫」と呼び刃を憚る程の相手とは。一方で、騎馬武者らが「穴熊」だの「親の七光り」だのと口汚く罵るような輩とは。果たして一群が草の根分けて探し回る者とは、いったい何者か。

(……とはいえ、この者らが悪態吐きたくなる気持ちも判らぬではないが)

 真夜中に叩き起こされ、こんな街外れまで走らされた挙句、泥水塗れで情けなさそうな顔を浮かべる部下達の様子に内心気の毒さを覚えた武将が周囲を見回すと、同じように慎重に松明を翳しながら辺りを捜索する騎馬武者らや、馬から降りて藪を掻き分けガサガサ、ざぶざぶと湿地の泥濘を漕ぎ回る者らの気配が聞こえてくる。果たしてこの中に目当ての人物が紛れていたとしても気づかず見過ごしてしまうやもしれぬ。

(おまけに、どうやら風も出てきておる。奴め、上手いところに隠れたものじゃ。こ奴らにも大分難儀をかけさせてしまうのう)

 配下達に徒労を感じさせていることを心苦しく覚え始めているところを見ると、この武将、意外にも人の良い人物のようである。

「者共よ、間もなく夜が明ける。そうすれば、今に彼奴は袋の鼠じゃ。彼奴を捕らえ、姫様を救い出した者にはきっと良兼様からたんまり褒美が賜れようぞ! 某からもお前達皆にたらふく酒を振舞ってやろう。それを励みにもうひと踏ん張りせい!」

 武将の激励に、皆が明るく応っ! と答える。傍で畏まっていた二人もようやく顔を綻ばせる。

 配下達の士気が上がったことに、武将も満足そうに頷く。

(どうじゃ、この威勢が聞こえておるか小次郎よ? 今、我らはお前を確実に追い詰めておるぞ。諦めて姫を我らの元に返すがよい)

 今一度、辺りに目を配りながら武将が独り言ちる。

(昔の誼じゃ。姫さえ――我が妹さえ無事に返せば、某の一存でこの場は見逃してやる。……今なら、まだ取り返しがつくのじゃ。さあ、早く姿を見せよ!)


 突如、闇の空に笛声を響かせながら、湖畔の彼方から火矢が打ち上げられた。

 皆が一斉に彼方の方へ首を向ける。

「今の矢は何処からかっ⁉」

 思わず勢い込んで武将が叫ぶ。

「湖の上からであります! ……あれは、――舟じゃ。舟が近づいてきておりますっ!」

 配下の一人が沖の方を指さす。

 火矢だけでは足りぬと思ったか、その方角からは鼓を打ち鳴らす音も聞こえてくる。

 これで、闇の中においても、皆の目の前にその船影がはっきりと捉えられた。ご丁寧にも舟の舳先から灯を振ってみせている。

(迎えの合図か。愚か者奴、我らにとっても良き目星となったわ!)

「彼奴はあの舟を目掛けて走るぞ。乗り移られる前に捕縛せい!」

 武将の命令が発せられるよりも我が先にと葦原を漕ぎ倒しながら騎馬らが一目散に鼓の音に向かって殺到した。


「……おい。何だかおかしくないか?」

 ふと、疑念を抱いて足を止めたのは先程武将からどやされた騎馬武者である。その呟きに傍らを走っていた相棒も歩みを止める。

 舟から聞こえる鼓の音は、何やら調子づいて来て御囃子めいた打ち方を取り始めている。どうも我らを虚仮にしているような風情が感じられる。

 配下達を鼓舞していた武将もまた、馬を止めた。

「――まさか」


 武将らの逡巡を他所に、沖合の舟に尤も接している入江目掛けて馬を走らせる一群の中で、飛び抜けて先んじている一騎がいる。あれこそ、皆が捜索していた彼の不逞輩に違いない。

「やったぞ、俺の手柄じゃあっ!」

 それに追いついた騎兵の一人が馬から飛び移り、相手の騎馬に組み付いて馬から引き摺り落とす。もんどりうって転げ落ちた相手騎馬が悪態吐いた。

「この野郎なにしくさるかっ! 俺は味方じゃ!」


 喧騒と罵声が飛び交う混乱の中で、彼らの反対方向から、再び火のついた鏑矢が闇夜に向けて打ち出される。

「しまった。こちらは囮だったか!」

 唖然と皆がそれを見上げる中、只一騎、それ目掛けて馬を走らせる騎影があった。

 今まで何処に伏せていたか。否、或いは何食わぬ顔で、捕手の中に紛れながら自身を捜索する真似をしながらほくそ笑んでいたか。

 疾風の如く葦原を駆け抜ける彼の一騎に追いつける者などいない。皆囮の鳴り物舟に引き付けられ距離を隔てられている。

 鼓どころか笛に鉦、やんやの喝采まで加わった舟の舳先目掛けて馬を撥ね、見事に追われ者の一騎は捕手の捜索を逃れ切った。

 どっと笑い声が沖の方から聞こえる最中、一拍の間言葉を失っていた捕手の一群の中からは深い溜息と、思わず自棄糞気味の天晴の歓声を上げるものもちらほら。しかし多くの者は一夜の捜索に無駄骨を折らされた憤懣の方が勝っていたと見え、怒りの声を放ちながら次々と矢を番え舟に向けて射掛けた。


「若様、お帰りなさいませ!」

「御無事で何よりでございまする!」

 腹心の者達の労いの言葉を聞きながら、荒い息を弾ませながら若き逃亡者が馬を降りて笑顔を見せる。改めて見てみれば、既に三十路の男盛りを迎えた歳の頃と見受けるが、よく日に焼け溌溂とした若々しい相貌を見るに引き続き彼を若武者と呼んでも差支えはあるまい。

「皆よ、出迎え大義である! ……しかし肝が冷えたぞ。身を潜める目の前でいきなり鉾を振り回す自棄っ八な奴がおったからのう。流石の俺も危うく声を上げるところであったよ」

 冷汗を浮かべながら苦笑する若武者に腹を揺すって大笑する老将が、ふと振り返って湖畔で矢を射かけてくる追手に向けて挑発するように吠え叫んだ。

「業突く張りの良兼奴が! 欲に掻いて甥御の領地にまで手を付けるから大事な娘を掻っ攫われるのじゃて!」

そう威勢よく叫んでみせた後、若武者が腕に抱く娘に目を向ける。

「〝からうじて盗み出でて、いと暗きにきけり〟、か。まるで、「鬼一口の雨の夜に」でございまするな。姫様も、良く辛抱なされた」

「まさに雷鳴かみのような追手の罵声に追い立てられながらな。――おっと!」

 ニヤリと笑みを浮かべる若武者の頬を湖畔からの矢が不意に翳める。

「幸い雨には降られずに済んだが、代わりに矢の雨じゃ」

 抱えていた人を矢から庇いながらそっと降ろす。

 ふわりと娘の艶やかな鴉色の髪が湖上を渡る風に揺れ翻った。思わず船上の者達が皆言葉を忘れ溜息を吐く。

「皆、わたくしを主様の元に救い出してくれ、忝く存じまする」

 そう礼を述べながら微笑む娘は若武者よりも一回り近く年若い。見るからに太守の令嬢然とした姫君であるが、絶え間なく射掛けられる矢の中にあっても平然と笑顔を見せる様子など相当芯の定まっている少女と察せられた。

「怖い思いをさせたな。もう心配はいらぬ」

「〝神鳴り騒ぎ恐ろしき。その夜を思ひ白玉か〟。……主様?」

 済まなさそうに抱き寄せる若武者の胸に手を触れ、小首を傾げて娘が問いかける。

「妾が怖いあに達に連れ戻されてしまっていたら、主様も白玉のように儚く消えておしまいになられたか?」

 双眸を潤ませ自分を見つめる娘を見下ろしながら、若武者は首を振って微笑み返した。

「俺ならば、そなたを一人ぼっちで廃蔵の奥に押し込んだりせんさ。あの歌物語の男こそ愚か者じゃ。……美那緒よ、もう決してそなたをこの腕から離すものか!」

 暫し愛おし気に視線を交わし合っていた二人であったが、ふと思い出したように若武者は弓を手に取り湖畔に向けて矢を番える。

「見送りへの返礼じゃ。どうか我が意趣を受け取るがよい!」


「馬鹿者! 姫に矢が当たったらどうするか。射るのを止めい! こら、止めんか! ――ぐぅっ⁉」

 虚仮にされた怒りをぶつけるように次々と矢を放つ配下達を怒鳴りつける武将の胸に舟から放たれた矢が命中した。

「しまっ――やられた! ……て、何じゃこれは?」

 甲冑に当たるも突き刺さることなく地に転がった矢を拾い上げる。

 殺傷能力を落とすために鏃を丸く潰した矢、所謂丸根の矢である。

(……あの馬鹿奴。相馬の悪垂れ小僧であった頃と何も変わっておらぬっ!)

 呆然と矢を見つめていた武将が、やがてふるふると肩を震わせ掌で握り潰した矢を足元に叩きつけた。

 その後ろからもう一人の武将が馬を寄せ声を掛ける。

「あ、兄上、すみませぬ。舟を出そうと試みましたが、繋いでいた舟が皆、舟底を抜かれておりました。彼奴等、相当周到に事を進めていたとみえまする。……兄上?」

 憤怒に肩を震わせているものかと恐々としていた弟であったが、その背中を見るに、如何やら笑いを堪えているらしかった。



 ――去んぬる延長九年を以て、聊か女論に依りて舅甥の中、既に相違ふ。


 発端は、まことに些細な親族同士の諍いであった。

 元服を迎えて程なくして京の摂家藤原忠平の元に出仕し、その人柄を認められ清涼殿滝口の警護の職に就いた若武者であったが、望んでいた検非違使尉になかなか就けずにいるうちに父良将急逝の訃報を受け帰省。故郷に帰ってみると亡き父から残されたはずの領地が伯父である上総介良兼のものとされており、更に許嫁とされていたその娘も他家へ嫁がされようとしていた。故郷を前に言葉をなくす若武者の元へ馳せ参じたのは、良兼より所領から放逐された彼の郎党ら、そして彼の盟友である近隣の老将。

今宵の顛末は、伯父の非情な振る舞いに対する意趣返しの騒動であった。

 

「はっは。見よや、追手の奴ら、こちらまで歯軋りと地団駄が聞こえてきそうな悔しがり様じゃ!」

 口々に罵声を飛ばしてくる湖岸の松明の群れに向かって、二隻の舟から揶揄からかいの野次が浴びせられる。皆、主君に恥をかかされた上に所領を追い出された鬱屈をここぞとばかりに曝け出している様子で、舌を出して挑発する者もあれば、尻を捲ってぴしゃぴしゃ叩いて見せる者もいる。闇夜故どうせ向こうには見えぬであろうが、これが明るいうちならば怒り狂って泳いで追いかけてくる者もいたかもしれぬ。既にお互いの矢も届かぬ距離である。

「……うむ?」

 ふと若武者が視線を転じると、追手の一群から遠く離れた西北の湖岸にも幾本かの松明と思しき灯が揺れ動いているのが見えた。

「別の追手か? 迂回して我らを追うつもりか」

 他の郎党達もそれに気づき顔を上げるが、老将は首を振って答えた。

「あれは恐らく「僦馬しゅうまの党」でござろう。近頃この辺りをうろついておる野盗共ですわい」

「僦馬の党……この近辺にも姿を見せるようになったか」

 若武者の目が鋭く細められた。



「あれが先程まで国府の連中が探し回っていた奴らの舟らしい。どう致しやしょう? 今から舟を出して追いかけましょうか。取っ捕まえて国府に突き出せばでかい褒美にありつけますぜ?」

 湖上に浮かぶ二艘の小舟の明りを、湖岸の岩上から見つめていた馬上の一人が頭目に尋ねる。皆一様に裏頭に似た漆黒の頭巾ですっぽり顔を隠している。

 話しかけられた頭目は暫し無言で舟の様子を伺っていたが、ふと双眸を夜空へ向け、何やら五感を欹てるように目を瞑った。

 何時しか月を覆っていた叢雲は分厚く空一面を覆っていた。微かに湿り気を帯びた甘い雨の匂いも感じる。

「……じきに降るようじゃ。風の荒れる気配もする。今からでは追いつけまい」

 やがて目を開け配下達にそう答えると、一群を伴い葦原の茂みの中へ消えていった。


その背後で遥か湖畔に瞬く舟灯は、北西の相馬・河内方面へと遠ざかり、夜の闇の中へと霞んで見えなくなった。

 ふと、頭目は今一度だけ振り返り、舟の消えていった方を見つめながら小さく呟いた。


「――将門か。国府の奴ら、あの若武者をそう呼んでおったな」



 ――今、案内を検するに、昔は六王の逆心に依りて七国の災難有りき、今は一士の謀叛に就きて八国の騒動を起せり。



 後に、時の朝廷ならびに坂東一帯を根底から震撼せしめ、日本史上最大の叛乱としてその名を残すこととなる大きな戦乱は、斯様に小さな身内の小勢り合いから端を発したのである。




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