「不可視」を含む小説

首都直下地震で生き残った主人公、鹿禅　譲（ろくぜん　ゆずる）は日々アルバイトに精を出していた。『心の荒廃』という新しい精神疾患が蔓延る中、ある日鹿禅は暴徒から理不尽に暴力を受ける…

最初に人を殺したのは15歳。 ”カムイ”と呼ばれる力を使う少年は、兵士として人殺しを続けた。 切り裂く事に特化した少年は終戦を期に軍を退役する。 敗戦から10年が経ち、少年は青年…

久しぶりの帰省で友人と再会、他愛もない会話。

イマジナリーフレンド……空想の友人……IF……。 覚えていないのか、それとも、初めからそんなモノはいなかったのか……。 でも、きっと誰もが、一度は出会ったことがあるはずの彼ら。…

空沢ジンは落ちこぼれだった。己の魂を具現化し武器として戦うこの現代社会、そこにあるのは弱肉強食という混沌とした秩序だった。 私立第一武器学園。そこは魂を具現化するための授業を行う…

なんの意味もないように見える動作にも意味はあるのか？ それとも本当に意味はないのか？ 極度に不毛な言語遊戯。 しかしこれもまた人生。 ※この作品はブログ【泣きながら一気に書きま…

私はテレビのアニメをぼんやりと見つめている。 呪いと戦うアニメだ。 私も知っている。この世には、不可視の呪いが存在することを。

ハロウィンの夜、一人暮らしの部屋に現れた不可視の生き物。 飲んだり食べたり、歌ったり踊ったり。 愉快で奇妙な生き物、ミトラと過ごす夜のお話。

“帰らずの大地”ケルディオン。アルフレイムから断絶したその大陸でも、人々は強く生きていた。大蛮族国家パルティニア・エンデの侵攻を止めんとする魔法大国マギステル。その中でも『無能地…

2100年代、特殊な進化を遂げた不可視の生体兵器、通称BACによって人類は脅かされていた。 BACを視認することができるようになった少年少女たちは兵器との戦闘を余儀なくされる。 …

★書籍版、ファンタジア文庫より発売中（イラスト：夕薙先生） 「今回の人生はハズレを引いたってことなんだろうな」 何も持たない少年・神里柊（かみさとしゅう）はそのゲームに夢を見て…

　アマチュア写真家の漣海《さざなみ かい》は、写真の評判が上がらず悩んでいたが、一夏のうちに凄まじい成長を遂げる。 　理由を聞かれた漣は、あるカメラとそこに紛れ込んだ一枚の写真か…

ウィルソンの魔道具屋に万引き犯が現れた。犯人は監視の目を掻い潜り犯行を繰り返す。 果たして、ウィルソンは万引き犯を捕まえることができるのか。 小説家になろう、アルファポリス、…

――厄。 それは現代における不可視にて不可思議な現象。 厄に魅入られし元吸血鬼――有栖川。 厄を祓う役目を背負う妹――美衣。 厄を祓う役目を背負ったはずの役立たずな主人公――香…

――厄。 それは現代における不可視にて不可思議な現象。 厄に魅入られし吸血鬼――有栖川。 厄を祓う役目を背負う妹――美衣。 厄を祓う役目を背負ったはずの役立たずな主人公――香坂…

カクヨム3周年記念選手権、第4回への参加作品です。 テーマ「紙とペンと◯◯」 2019/3/17　初稿 2020/4/25　改稿

暴力と卑怯な寝技的圧迫政治に支配される戦国の世。 貧しき、けれども誉れ高き祖先を持つ小さき国の勇者の中のそのまた勇者が、ブレイク・オン・スルー（突き抜ける）の斬新で清涼なココロで…

いつか来る時、二人の姉妹は殺し合う。 平穏な日常を願う姉の桜花、奥底に仄暗く淡い感情を抱く妹の雪花。 ある日、二人は時間の止まったような空間に閉ざされて、目に見えず触れられない…

高校生・暮樫或人は、怪異を司る一族に生まれながら怪異を見る能力を持たない。或人の妹・言鳥は兄と対照的に霊感に優れており、或人はそんな言鳥を溺愛していた。言鳥が見ている怪異の世界を…

※以前書いていた話の改稿・推敲版です。題名も変更しました。 ※同時推敲中の『虚空の灯明 - 星- 』とリンクしています。シリーズものとして読んでいただいても、どちらか一方だけでも…