「図書」を含む小説

「キミってさ、パラレルワールドって信じる？」 先輩は不意にそう聞いてきた。 もしパラレルワールドがあったなら、きっと。 そんな図書室で繰り広げられる、すこしもふしぎではない二人の…

※この物語は菅原孝標女「更級日記」をベースにしています。それなりに原作のストーリーを追っていますけど、決して現代語訳じゃありませんので、ご注意ください。 わたし斎原美雪は東雲…

高校三年の秋。僕が通う高校では、大学受験に向けて読解力を向上させるべく、「朝の読書タイム」として約15分間の読書時間が設けられた。 普段は閑散としている図書室も「読書の秋」と銘打…

【2020年9月30日（水）ファミ通文庫より発売！】 母子家庭で育った十七歳の少年真壁静流は、事故で母を亡くし一人途方に暮れていた。そんな彼の元に父親と名乗る人物から「私の娘と…

　 あの日、図書室で君とあの子がしてた会話。実は全部聞こえてたんだよね。 分かってたんだ。君の気持ちがもう既に離れていたことは。 だけど泣かないよ！私は強くて、皆に頼られるキャプ…

高校二年生に進級した来栖雫は今年も図書委員としてカウンター当番を務めるだけの平和な日々を過ごす予定だった。しかし、図書委員会に入ってきたサディスティックな後輩、天本栞によって彼の…

体の弱い主人公が幼少期から暮らす病院。 その図書室の壁に、不思議な扉を見つけた。 〝World's end Library〟 そう書かれた扉は、見知らぬ図書館に繋がっていた──

　水野空太はちょっと読書が好きなだけの、高校2年生。 　そんな彼は、同じく図書委員をやっている1つ年上の琴ねえこと、浅田琴菜から告白される。 「くーちゃん、ずっと大好きでした。…

季節がなくなった200年後の世界で、少年「大矢」は不思議な少女「川原ゆり」に出会う。図書室での秘密の会話や意地悪な彼女の笑顔。無機質なビル群に囲まれる小学校の片隅で彼は初恋を経験…

代り映えしない放課後、退屈な図書委員の当番。 隣に座る相棒の女子生徒は、いつものように眉間にしわを寄せながら読書に没頭している。 そんな当たり前の日常は、一冊の本によって掻き…

幼い時に聞いた、父親の一言が原因で人が怖くなった水瀬（みなせ）。 そんな彼女が学校で逃げ場所にしていたのは図書室。 普段なら誰にも声をかけられないと安心していた彼女だったが、偶然…

図書室の、あの景色を見に行くことも僕には少し苦痛だ。でも、彼女とはじめて出会ったのが図書室なこともまた事実で、僕は彼女と出会い、そして失った、あの場所に取り憑かれ続けている。

東雲啓介は落ちこぼれ。授業をサボり、進級そうそう落第の話が持ち出される。しかし、同じ図書委員会の天ヶ瀬舞と出会って彼は成長していく

いつからだろう？あたしが図書室で彼と逢うようになったのは。彼とはそこでしか逢えないんだ。彼には秘密があって。

俺、桐谷和真の精神は、ある日目が覚めると同級生女子の浅田泉の体の中に入り込んでいた。 そして桐谷和真の体には、変わらず桐谷和真の精神が入っていた。 何で俺が二人居る？浅田泉の精神…

放課後に図書委員の仕事をしていると、突然辺りが光出した。 そしてその後目にした光景は、日本とは違う世界。そう、異世界だったのだ！ 召喚されし少年たちは、直ぐにこの世界につい…

身内企画で書いた作品。 突貫工事なのでご容赦。

玉木柚子はやる気のない図書部に所属する高校二年生。柚子は隣に住む幼馴染の岡田航多を一途に思い続け、このままずっと航多と一緒にいられると信じ生きていた。その航多に長谷川花音と言う恋…

図書室で出会った彼女は、貪欲に、そして絶望的に生きていた。

主人公の純は同じクラスで図書委員の美愛が好きだ。 そんな彼女が突然、転校することになった。 まだ想いを伝えていない。そんなとき、彼女が異世界に行きたがっていることを知る。 そした…