逢い引きは図書室にて

寅田大愛

第1話

 放課後の図書室に、わたしが通うようになった理由は、だれにもまだ教えていない。だれにも教えたくない。赤い西日のわずかにもれるベージュのカーテンの下の暗がりで教師と密会しているのではないけど、図書室に行くと、わたしにとってそれよりもずっと悪いことをしているんだという気持ちになる。裸電球のぽっかりとした橙の光が照らさない本棚の列の暗がりの隅には彼の吐いた囁き声が灰色の埃に混じって落ちている気がする。八月の夏の暑さの残る、密封された図書室の空気のなかで、わたしと彼は窒息しないようにふたりで酸素をわけあう。図書室のことを思い出すと、掌のなかが汗ばんできて、わたしは赤のチェックのプリーツスカートの腰のあたりに手を擦りつけて汗を拭いた。わたしは階段を一段一段丁寧に降りながら、わたしの履いているピンクのサンダルがぱたぱたぱたと音を立てるのを耳を澄ませて聞いた。廊下を歩くときと、階段を上り下りするときと、授業に遅刻しそうになって走るときのサンダルの鳴る音は、全然違う。靴の足音はなんでも大好き。でもわたしはピンクのサンダルって形がカッコ悪い、と思う。

彼はいつからあの場所に棲んでいるんだろう。彼はあの場所から出て行きたいとは思わないのだろうか。でもあんなに暗くて狭くて陰気な場所から出てくることは、たぶんできないのだろうという気がしていた。かわいそうな彼。

階段を下りて3階にきた。窓の外に見える校庭では練習を終えたバトミントン部員が、部室に鍵を閉めてきゃあきゃあ笑いあいながら帰ろうとしていた。プールサイドにはもうだれもいなくて、さっきまでホイッスルの音と飛び込んだ水泳部員たちの立てた水音が聞こえていたことを思い出した。部活動はもう終わる時間だ。中高一貫女子校だから、共学の学校より帰宅時間が早めなのかもしれない。わたしは彼と会っているのを、誰かに見られたくないから、だれもいなくなってから彼に会いに行く。わたしは彼にどうしても聞いて、確かめたいことがある。

わたしの両足は、図書室の前で止まった。図書室の扉には鍵がかかっていて、図書係も生徒もみんな帰っていてなかにはいないけどすりガラスの向こう側では橙の弱い光が灯っているのがわかる。裸電球がついたままだったからだ。図書室には裸電球が一個だけある。

わたしはこの電球が点いているときだけ、彼に会うことができるのを知っている。ついているときとついていないときがあって、今日は会える日だ。あたしは、秘密でつくった合鍵で図書室の鍵を開けてなかに入った。

図書室の暗さに眼が慣れるまで立ったまま待つ。わたしの右側には出入り口の扉があり、左側には文庫本用の本棚と小さめの閉じた窓があり黄ばんだカーテンがかかっている。背後には貸出カウンターがある。わたしはテーブルの角や椅子の背の端や本棚に身体をぶつけないように気をつけて、裸電球の一つだけ灯っている奥へ進んでいく。電球が風もないのにちいさく揺れていた。床に落ちた橙の弱光は、本棚に遮られているから、その動きが見えにくい。わたしの眼から隠すように邪魔をしている本棚の間を横歩きで通って、彼のいる奥の本棚の前に辿りついた。橙色の電球の揺れが音も立てずに止まった。

 わたしの背よりも大きい本棚。棚には古く大型の厚い洋書が詰まって並んでいる。ここに、彼がいる。本棚に本が完全に入っている今の状態では、なかにいる彼は見えないけど、本棚の奥に、狭いところに、彼は息を潜めて棲んでいる。彼のいる本棚の前に立つと、なんだかよくわからないけど、本を透過して、ゆっくり呼吸をしている音が聞こえ出して、なにか途方もないほどの伝えたい思いを語るために囁き声で話している、生ぬるい体温を持つ人の黒い影みたいなのがぼんやりと見えてくるような気がして、きっとこのなかには人間が一人いるに違いないという気がしてくる。それでやっぱりあの彼が確かになかにいる、という手でつかめそうなほどの彼の黒い重厚な気配が漂ってくるから、わたしにはすぐにわかる。彼のいる本棚の前に立ったときだけ、そういう確信が身体のどこかから沸きあがってくる。

 わたしは眼の高さにあった一冊の本を適当に選んで背表紙の上に指を載せて本棚から抜きとった。片手に持った本は手が疲れるほど重たいが、我慢する。こうすると本棚のなかにいる彼がすこし狭さから解放されるから。わたしの抜きとった本の隙間から、生ぬるいため息が漏れて、わたしの額を湿らせた。これでやっと呼吸ができるようになった、という意味で吐いたんだろう。彼のいる空間は普段は子鼠一匹すらも入れないくらい窮屈だろう。死んだ子鼠の影なら入れるだろうけど。途切れる息と小さなかさこそという物音が聞こえてきた。なかで息をしながら彼の頭らしきものが動いたのがわかったような気がした。図書室のなかは暑くて、こめかみにじわりと汗が滲んで、呼気も空気も熱かった。わたしの手のなかにある本は死んだように冷たいままなのに、本棚のなかに並んでいて彼のそばにいる本たちは触れればきっと彼の影を纏ったみたいに生ぬるい温度を持っているような気がした。彼の体温が伝わっているから?

本が一冊、ひとりでに這うように動いたように見えた。が、違った。彼が黒い影のような手で一冊の本を掴み、引きずるように場所を移動させただけだった。本棚から数冊の本がゆっくり背表紙だけを覗かせるように出てきたり引っ込んだりして――彼が内側からどの本を退けるかを押したり引いたりしながら慎重に吟味しているんだ。彼がふつふつとその暗がりのなかからなにかを囁いているような吐息混じりのごく小さな声がしたので、わたしは本に鼻先をくっつけんばかりに顔を近づけて聞こうとした。本と本がこすれる音と摩擦するときに吹く冷たい微風がシュッシュッと頬や髪に触れた。埃のにおい。急に本棚から驚いた鳥のように三冊の本がばさばさばさっと飛び出して羽ばたきながらわたしの足もとの床に勢いよく次々に落下した。小さく湧く埃の煙の鼻腔がむずかゆくなるようなにおい。あと数センチでわたしの足の指に直撃するところだった。危なかった。視線を戻すと、本棚から本三冊分退いた空間ができていて、そこから、輪郭のぼやけた白い眼玉が二つなかからこちらを伺っていた。彼の黒眼はわたしを正確に捉えるためにぎょろりと動き、心臓の小さな鼓動の音も聞こえるような気がした。彼がなにかを喋っているようだったが、囁きが小声すぎてよく聞こえなかった。眼を瞑り神経を集中させると、彼がそこにいる気配がよりはっきりとわかってくる。図書室のなかは温度が高いので、わずかに汗ばんで息をしている彼の、えさを食べた後の動物のような生ぐさく熱っぽい吐息、汗をかいてしっとりとして熱をもつ彼の手や指が本の上を行ったり来たりして動いている感じが伝わる。眼を開くと、彼の姿は本棚の奥に引っこんでいてほとんど見えないので、電球の橙色にはあまり染まらず、彼の白い眼の間の鼻の高い部分がわずかに明るい橙色をしているだけで、顔のほとんどは――なめらかな頬は黒く、生き物らしい臭い息を吐いたり、言葉を話すときに閉じたり開いたりする、うすく開かれた唇の間も、真っ黒なままだった。わたしたちは向かい合っているのに、圧倒的に二人の身体の間には埋め尽くされた大量の無機質な本で遮られている。彼に会うために本をすべて退けてしまうのはどうかと思ったが、彼はきっと本棚の暗がりから出てきてしまったら彼として存在できないような危うい存在のような気がして、畏れ多くて、わたしにはできない。それで彼の存在を容易には触れることのできないためにより神聖に、彼をなかなか知ることのできないためにより神秘的に見せているのだろう。わたしは本棚に身体を密着させて顔を寄せると、彼の顔から体温の熱が放たれているのを肌で感知した。こういうとき、彼のことをわたしは一人の人間だと思う。

(なんでそんなところにいるの)わたしははじめて彼を見つけたときに、そう尋ねた。わたしは放課後の図書室にいつまでも居座りたがる変わり者だった。夕方になって夜になっても、わたしはずうっと図書室にひとりでいた。合鍵を秘密裏につくってまで図書室にい続ける変わり者のわたしだったからこそ、彼に出会えたんだと思う。わたしは放課後に合鍵で図書室に忍びこんで、いちばん奥の本棚に背をもたれて、このままここで夜を明かそうと真剣に思っていた。父も母もわたしのことをいらない子だと思っているんだから、わたしも父と母の子じゃないという振る舞いをしてやる。わたしは鞄の板敷きの下に、ナイフを隠している。だれかを殺すとか護身用だとかじゃなくて、こうすると、わたしは強くなったような気がして、安心する。わたしはナイフを持っているのよ、と意識するだけで、とるにたらないことにいちいち絶望したりせずに済む。音楽室の隣に古いシャワー室があるから、学校の門が閉鎖されたら、そこでシャワーを浴びて図書室で眠って、なにげない顔をして教室の自分の席に座って、朝早く登校した生徒のふりをしていよう、と。不意に本棚のなかから人の話し声が聞こえてきて、やっぱり出たな、と思った。夜の学校に寝泊りするからには、必ずあれと遭遇する機会が来るだろうと思っていたからだ。わたしはどんな幽霊かをしかと見届けるために、本棚の本を震える手で(内心は本当に怖かったんだ)抜きとった。ああ、やっぱりいる、この奥に、人が。だって人の息のにおいが嗅げるんだもの。わたしは腰が抜けそうになりながらも、気丈に言った。(あなた、なんでそんなところにいるの?)睨みつけるようにわたしは本棚の奥を見た。人の息は声になった。男の声だ。

(きみこそなんでそんなところにいるんだい?)

 彼だった。

面白がることもなく、真面目ぶった陰気な声色だった。わたしの彼。わたしはその声に聞き覚えがある。懐かしいくらいだ。彼だ、やっぱりあの彼だ、そうに決まってる。根暗な彼なら、ここに棲み着きかねない。彼はわたしのことをまだ覚えているだろうか。わたしは凍りつくほど怯えながらも、同時に燃えるほど神経は高ぶった。わたしは彼のことを彼の口から語らせるために、わざと彼のことを知らない人のようなふりをして冷静に言った。でもわたしは泣きたかった。涙眼になる。(家に帰りたくないんだもの。あんな家に、わたしの居場所はないの。わたしは、いないほうがいいの。だから、帰らない。ここにいれば、きっとだれにも見つからないまま、)わたしは言葉を呑んだ。ナイフのことは黙っておこうと思った。

 彼は本棚の本に囲まれたなかからそれ以上出てこないままで、口ごもるようにして、戸惑っているようだった。わたしは黙って夕食をまだ食べていないことを思い出した。夕食なんてもう食べたくない。家の夕食は、冷凍食品かコンビに弁当ばかりだ。わたしはイチゴ味のポッキーが食べたかった。(ポッキー食べたいな)と、わたしが言っても、彼は、わたしの大好物だったのに、彼はそのことには気づきもしないばかりか、ひとことも言ってこなかった。きみそれすごく好きだったよね、覚えているよ、とでも言ってくれば、ひもじさも薄らいだのに。わたしのことなんて、とっくに忘れちゃって覚えていないんだ、あの男は。彼だってお腹すいてるんじゃないかなと思ったのに。

 あれから、何度も会いにいっても、彼は自分の名前も、どうやら思い出せていないようだった。何度、彼の名前を教えてやろうかと思ったか。彼が名乗らない、あるいは忘れてしまった、ことにはなにか理由があるに違いない。わたしは彼のことを相変わらず知らないふりをし続けている。彼が私のことを思い出してくれればいいのに、あいつはすっとぼけているから、言い出しづらい。

(また会いにきてくれたんだね。………嬉しいよ)

 彼は今日はじめてようやく話した。ちっとも嬉しくなさそうに言った。陰気な男、万年鬱病のような彼。自閉ぶりが度を越して暗さが自分を蝕むようになって結局だれにもいわずに首を吊って自殺してこの世を去った、わたしの彼。生きていれば、病気だって治るかもしれないのに、どうしてわたしを置いて死んでしまったの? わたしが、悪いの? わたしは自分のことで頭がいっぱいだったから、あなたを守って救ってあげられなかったから、わたしのことが嫌いになったの?〈ひめちゃんは、いいね。ぼくは本当に、馬鹿だし、弱いよ。生きていくのが困難なほど、脆弱さ〉あなたはそういって落ちこんでいたけど、なにも死ななくたって、いいじゃない。あたしだって、死にたかったのに、一人で死んでいっちゃったんだ。矢野ナギ。優しすぎるせいで、生きることを放棄した十六歳の少年。自分が生きていることにも罪悪感を感じて、自分のために息すらまともにすることができなくて、窮屈な思いをして死んでいった若者。まわりの人に気を遣いすぎて、人から問われなければ話すことができなくなり、とうとう死ぬまで言葉を失ってしまった、か弱い、天使のような彼。

「聞きたいことがあるの。教えて……くれる?」

 わたしは気弱に微笑んでみせる。怖がりな彼を驚かせないように慎重に話す。「あなたはどうしてひとりでそこにいるの? そこにいるのは、どうして? だれかに言われてそこにいるの? 自分でそこにいることを選んだの?」

 彼の息しか聞こえてこない。話づらい話題になるともともと寡黙な彼はさらに無口になる。彼の首はまだ見えていないけど、きっと縄の跡がくっきり残っているに違いない。わたしは暗い空間を真剣に凝視して、彼の首が見えやしないかと眼を見開く。

(ぼくは、ここにいなければならないんだ。どうしても。ぼくが、ここにいなければ、いけないんだよ。そういうふうな決まりになっているんだ。ずうっと前からね。きみに伝わるかどうかはしらないけど、ぼくはここにいるのは、ぼくのせいなんだ。ぼくがぼくだから、ここにいることを割り当てられたのさ。ぼくという人間が、この仕事に適しているんだって、だれかにいわれなくとも、ぼくにはわかっている。ぼくの性質が、この義務を引き寄せたんだね。死に近しい人間は、死んだ後も死の近くに立たされるようになっている。それはその人間が自ら望んだことなんだ。気づいていなくとも、暗に、決められてしまうものなんだね、そういうことは。ぼくはあまり賢くなかったけど、自然にわかったよ。本能よりももっと本質的なことなのかもしれないね。ぼくは、ここにいるのは、さびしいとかさびしくないとか、そういう次元のものが入りこめないような、あらゆるものを超越したところで決定された仕事だと思っているから、ぼくはそれに従うしかないんだ。ぼくはここにいる以外の自分を知らない。数年たっても、数百年たっても、きっとぼくはここに居続けるんだと思ってるよ)

 彼は自分が死んだ後きっと神様に命じられて、ここに閉じ込められてしまったんだ。そうに決まってる。かわいそうな奴。こんなところに好き好んで封じられたがる人間なんて、一人も居るはずないのに。わたしは本棚のなかにある彼の身体の心臓の上にある本を手で優しく撫でた。彼の本当の心臓はとっくに灰になってしまって、この世にはもうどこにもない。

 彼は本が好きだった。読書家で、しょっちゅう図書館や古本屋に通っていたし、彼の部屋の本棚には本が入りきらず、いたるところに積まれていた。本のことを話すときだけ、彼はとても楽しそうに笑っていた。わたしがつまらない家に帰りたがらず、図書室に居座るのは、彼の死を悼むためだ。彼の死に寄り添うためだ。高校は別々になっても交際を続けていたから、わたしはわたしの学校でわざわざ彼の好きそうな本を彼のために借りていたんだ。この図書室には、彼の読んだ本がたくさん眠っている。彼はそんなことはもう忘れてしまっているに違いない。

(ぼくのいるところにはね、死んだ人間たちの書いた無数の本がある場所なんだ。きみには感知できないようなちょっと遠いところにある場所で、きみのいる世界とは別個にある。なんて言えばいいのかな、死んだ人間しかいない場所だ。そういう場所があることを、きみはたぶん理解できると思うけど、そういうところはきみたちの居る場所とはすごく近いところにたくさんあるんだよ。きみが考えているよりもずっと多くね。ぼくのいるところは、本を書き残して死んだ人間たちの思いが残っている場所なんだ。本を書いて死んだいろいろな人間がそこにいて、きみのいる世界に思いを残して、死んだいまもあれこれ思いをはせて、自分の本をだれかがいまに手にとって読んでくれるのをずっと待っているのさ。自分の思いのこめられた本をだれかが開いてくれることで、本を書いて死んだ人間は、その間だけ安らかに息をすることができるんだ。だれもがそう望んでいる人ばかりではないけど、ぼくに課せられた役目は、死んだ人間たちのいる世界から彼らを、きみの立っている本棚の向こうの世界へ、戻っていき過ぎないように逃げていかないように、またはきみたちを彼らが引きずりこんで連れてこないように、本棚のなかで監視して調整して引きとどめておくことなんだ。だから、ぼくはこれからきっと永遠に、ここから出ることはできないと思っている。ぼくは死んでしまった人間だから、この仕事をすることを課せられた。自らの命を殺めた人間の魂は、永遠に楽園へ行くことも地獄へ行くことも赦されていない。

でも、それはぼくにとって、とても幸福なことなんだ。やっと、ぼくはぼくだけに与えられた居場所にいることを赦されたんだから。ぼくはきみが望むのなら、いつでもきみに会うことができる。ぼくにはそのくらいの自由は赦されているんだよ。きみは生きているんだから、ぼくよりも好きなように自由にいろんなところへ行くことができるんだ。本棚の奥につつきこまれてるぼくとは違って、きみはまだまだ可能性がある身なんだ。どこへでも行って、いろんな人に会って、強く逞しく生きていくことができる人なんだ。だから、ひめちゃんは、ぼくの真似して、簡単に死のうなんて思っては、いけないよ。きみが死んだら、ぼくが悲しむ。だれがきみのことをいらないといっても、ぼくはきみのことを大切に思っているよ。ぼくの分まで、生きて。だれがきみを傷つけても、ぼくの一生を覚えているきみを消し去ることはできない。きみのことをぼくが支えてあげる。死んだ人間は消えてなくならない。人は死んでも心は生き続けることができるんだ)

 わたしは泣いて、そのまま眠ってしまった。夢のなかで、ナギは昔してくれたときと同じようにわたしのそばに身を寄せて、わたしが泣きやむまで手を握っていてくれた。ナギの手の感覚を、わたしはまだ覚えている。ナギの身体は、まるで生きているみたいに、温かだった。



                                       

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逢い引きは図書室にて 寅田大愛 @lovelove48torata

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