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概要
あなたから離れる勇気のない私が唯一できたこと
玉木柚子はやる気のない図書部に所属する高校二年生。柚子は隣に住む幼馴染の岡田航多を一途に思い続け、このままずっと航多と一緒にいられると信じ生きていた。その航多に長谷川花音と言う恋人ができた。事実を認められない柚子は、今まで通り、航多の隣で過ごし、航多も柚子が隣にいることを許した。そのことが柚子の大きな自信となり、航多の恋人である花音との間にひずみが生じた。そのひずみと共に柚子を慕う後輩の吉田が現れた。吉田は、柚子に現実を何度も突き付け、そのたびに傷つくが、航多からの助けもあり、どんどん航多への想いが膨らんでいく。気づかないようにしていた航多との脆い関係が崩れた時、自分の気持ちはどこにあるのか分からない柚子を図書部の部長、柚子を見捨てない吉田、生害の友人たちの助けを借り、回り道しながら答えを見つける。
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