「`ダークファンタジー` `短編`」を含む小説

誰もがよく知っている、ピーター・パンの物語。 永遠に子供のままの少年は本当にいるのだろうか。

人魚の話です。 暗めです。

＊あらすじは下にスクロールしてね＊ 長編二作目となります。 今回はSFの前作と対照的なダークファンタジーものになります。 剣と魔法みたいなお話にしていこうと思いますので、どうぞよ…

惑わされた者は誰かを惑わせ、盗まれた者はまた誰かから盗む。“原初の声”をめぐり“言葉”を探す十色の人間たち。彼らはやがて《闇》との駆け引きに取り込まれていく。僅かな光を掲げながら…

まだ幼い悪魔の子フェイツは、育ての親“師匠”に魔界へと置き去りにされてしまう。見知らぬ世界に戸惑いつつも何とか馴染もうと努力するが、先輩悪魔達は親切心のカケラもなく厳しい洗礼を浴…

えげつないほど勧善懲悪の物語

※校正作業中のため、第1章のみ公開中。 【あらすじ】 大都会『LA』は神に見捨てられた街だ。 全ての天使は姿を消し、悪魔や魔物の蔓延により超常犯罪が溢れたLAは、一歩ずつ破滅…

死にかけていた渡は２人の神に命を救われたが、生きたまま餓鬼道を行くことを余儀なくされた。 元の世界と他の世界を往復し『違世界空腹』に苦しめられる渡。これはクズな生き方をしてきた…

会話の少ない一話完結の短編となります。

町の外れ、森の始まり。小さな塔が建っていました。 一見、小さな塔です。しかしその地下には、広大な空間が広がっています。おびただしい数のしゃれこうべと共に。 ここは骸骨堂。 死者…

　壊れていても狂っていても世界は変わらず、そこには生活がある。神や魔物、機械や魔法も暮らしや殺しも失われずにありつづける。無数の視点で描く仄暗いひとつの世界の幻想譚――。 　オ…

【クトゥルフ】時は中世。フランスはアヴェロワーニュの影深き森にて。孤独な“狩人”は“美女”と出会った。あまりに無知で、あまりに無垢な二人の恋は、やがて異形の愛を奏で始める――。ク…

とある城で働いていた彼女は手記を書き残していた。 私は手記をパラパラと軽く捲る。 書き手である彼女の生真面目で神経質な性質をそのまま表すように、丁寧な文字で書き連ねられている。 …

「火竜」と呼ばれる命知らずの傭兵と大陸を旅する「語り部」パルヴィーズが、夜毎に語る、妖しくも美しい「魔物」に魅入られた者達の恋物語。 「大陸」と呼ばれる世界に伝わる異類婚姻譚や…

「……勇者さんが死んでます」 魔王との最終決戦を控えた前夜。僧侶が放った一言が、エンディング間近のシナリオを狂わせた。 戦士、僧侶、魔法使い、盗賊、黒騎士、賢者、神官、弓使…

これはダークファンタジーと呼べるのでしょうか。 はい呼べませんよね知ってます。

　殺し屋レヒトは依頼により霊峰を越え万年雪化粧の辺境の地、ナロー村へ向かう。 　そこでは古来より続くクリスマスと呼ばれるイベントが催されており、村中がクリスマスムードに包まれてい…

偉大なる獅子、三千年に及ぶ治世を施したるヴィヴェルニアン・クファンジャルヌ大帝の御許、花冠をかむった一人の紅顔を装う若き詩人がいた。 竪琴にまつわる、詩人を破滅させた宇宙的恐怖と…

人の住む町から遠く離れた最果てに、 迷い込んだら最後。二度と出てこられないと噂される森がありました。 そこは色々な事情を抱えた人が迷い込んできます。絶望した男、迷子の少年、母を探…