「本当に？ 友情」を含む小説

世界を滅ぼしても相棒を守りたかったり、 永遠を生きる相棒に世界を引き換えにして手土産を残そうとしたり、 仲間を生かすなら何度でも死ぬメンタル人外たちと、 そのメンタル人外隊長に…

✼••┈カクヨムコン9（エッセイ・ノンフィクション部門）にて特別賞＆読者開拓賞┈••✼ 中学3年生の頃、幼馴染のひなちゃんは言いました。 「あなた達の結婚式では、私の作ったド…

「なぁ、本当におまえがやったのか？」 「はい」 「……わかった。決して悪いようにはしない。よくいってくれた。これで中体連にも出場できるし、お前の友人も先輩も野球を続けることができ…

那智風太郎様の自主企画、お題は「プレゼント」。に、参加させて頂いた第三弾。 チャイナタウンの細い路地を入ったところに新しい雑貨屋さんができていた。私はそこで可愛いデザインの手帳…

加奈子と茜は幼馴染みだ。 泣き虫で内気な加奈子と、しっかり者で強気な茜。 茜が加奈子を引っ張って、ずっと歩いてきたが、次第に二人の関係はきしみ始める。 茜が加奈子にきつく当たるよ…

　ある日の仕事帰り。明日真は駅構内に響く懐かしい声に、声の主を探す。その声の主は、小学生の頃の一年間だけ同じクラスだったユムラだった。 　ユムラは明日真に気が付くと、せっかく久々…

秋の空の下、友人の八恵(やえ）と2人で公園を蘭香は散策していた。 ふとした話から、八恵は「兄の友達でも紹介するから。彼氏を作ってみなよ」と蘭香に言った。 最初は難色を示すも、蘭香…

　グローバーがいつも異常に意味不明なことを言う。 「大戦があって、中世まで遡ったって言ってたんだから問題ないんじゃないの？」 　アルはグローバーの指摘に質問をする。 『そもそも西…

高校2年生の優香は、あることをきっかけにクラスメートの須実と仲良くなる。 そして千夏の紹介で他校の生徒である明日美と一翔、役者志望らしき青年、五郎と仲良くなる。 初めのうちは須実…

「ーーオマエ、どこから来たの？ 私の前に現れた１人の女性は、そう言った。 彼女は、私の命の恩人なんだ。 だから、今度は私が助けなきゃいけない。」 家族に捨てられたバケネコ、…

作間律子はいつも1人だ。大概いつも、どこに行ってもどこかで1人。傍から見た世界と、彼女から見た世界は、一致するのだろうか。彼女は本当に、1人なのか。

高校二年生の日乃下大地(ひのもとだいち)は、来週末にある体育祭に向けてクラスメイトと切磋琢磨していた。 しかしそんな状況の中たった一人練習にも参加せず、クラスで浮いている陰キャ…

世界に一人しかいないと言われている『勇者』。 その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。 曖昧なのには理由があった。 『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない…

小学五年生アオイが通うクラスに、一人の生徒が転校してくる。レイナと名乗る絶世の美少女は自己紹介をした。 「安藤レイナという名前は皆様が呼称しやすいよう付与された名。本来の型番はＡ…

魔王を倒した勇者の息子アルベルトはその強さゆえに対等の実力を持つ仲間に恵まれなかった。 ある日、アルベルトはリリンという女冒険者と出会う。彼女はアルベルトと互角の力を持っていた。…

烏山高校二年の矢口直哉は、電車の中で苦しそうにうつむく一人の少女と出会う。 声をかけた矢口を睨みつけ走り去ったのは、校内で有名な〈保健室の高森さん〉だった。 転落死した女生徒の…

人見知りでクラスに馴染めずにいた西条陽菜に話しかけてきたのは、容姿端麗な少女、嶋崎麗香だった。二人は親友になるが、ある出来事をきっかけに、麗香の様子に違和感を感じ始める陽菜。親友…

繰り返される毎日の中で、ようやく欲しいものが手に入った。 でもそれは、本当に欲しかったものなのか…

高校生になった頃、ボクは人と人との間の心の距離を測る『モノサシ』が見えるようになった。 互いの、心の距離が遠いほど長く、近いほど短く見える。 それはそれで便利だし、人付き合いに…