概要
手帳を買ったら「願いが叶う」なんて胡散臭いシールをプレゼントされた
那智風太郎様の自主企画、お題は「プレゼント」。に、参加させて頂いた第三弾。
チャイナタウンの細い路地を入ったところに新しい雑貨屋さんができていた。私はそこで可愛いデザインの手帳を買う。すると店主がおまけだとシールをプレゼントしてくれた。なんでも、その手帳に願い事を書いて、そのシールを貼ると、願いが叶うというのだが。
その胡散臭いシールを半分友人に譲った。すると、好きだった彼と両思いに!
えっ? 本当に叶うの?
チャイナタウンの細い路地を入ったところに新しい雑貨屋さんができていた。私はそこで可愛いデザインの手帳を買う。すると店主がおまけだとシールをプレゼントしてくれた。なんでも、その手帳に願い事を書いて、そのシールを貼ると、願いが叶うというのだが。
その胡散臭いシールを半分友人に譲った。すると、好きだった彼と両思いに!
えっ? 本当に叶うの?
私の拙い文章を読んで下さってありがとうございます。皆様の応援のおかげで、頑張れます♪
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!願い事が必ず叶うアイテムが手に入ったら……きっとその先に悪夢が待つはず
那智風太郎自主企画『プレゼント』 最優秀作品
願いを書いてシールを手帳に貼り付けるだけでどんな願いも叶ってしまう。
もし、そんなものを手に入れたら人はどうなってしまうのだろう。
一見、無秩序なカオスに見えるこの世界も実はヤジロベエのように一本針で危ういバランスを取りながら成り立っている。
過分な『願い事』はその均衡を破るのに十分な重さを持つはずだ。
だからこそ『願い事』はそう簡単に叶えられてはならない。
秩序に逆らってひとつを得れば、他の何かをひとつを差し出す必要がある。
この奇妙な物語の中にはそんな教訓が隠されている気がしてならない。