現代ドラマです。洗練された文章で、あっという間に読者は物語の客人になります。二人の若者の物語。一方に想いが、あるいは一方にも……。互いに背を支えていたと知った時、彼らの青春が一区切りを迎えます。ちょっぴり切なくて、でも読後感は爽快です。お勧めします。素敵な物語をありがとうございました。
誰かとの出会い、誰かからの一言がきっかけで、それから先の人生ががらっと変わる瞬間があると思います。自分の人生を振り返り、そんな『誰か』を思い出して感謝したくなる良作です。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(446文字)
すみません。主人公のご友人が、私と重なり過ぎて涙が止まりませんでした。何気ない会話の中でも、相手を励ますことができること。今を全力で生き抜く理由。読み終わった今でも、心に刻まれています。また、頑張ろう! 今のこの一瞬一瞬をめいっぱい! 生きたい!そう思わせる良き作品でした。素敵な作品をありがとうございます。
良い言葉って、世の中色々と溢れてますし聞いてますが、聞いていても実は聞いていなかったのかな?と思うくらいに自身の中にスッと入る時ってあります。この話の大事な言葉、読んでいてスッと入って来ました。私もそうしようと☺️とても良い物語でした。どうも有難うございます。
物語の中に出てきた台詞にドキリとした方は多いのではないでしょうか。私自身、日々何となく生きていたり、明日は必ずやって来ると思っていた節があります。しかし、この物語を読み、ハッと目が覚めるような感覚になりました!何となく生きた今日は二度とやって来ない尊いもの、そして明日がやって来るのは当たり前のことではないのだと実感します。この物語を読めば、前向きになれて今日も全力で生きようと思えます!