「季節 短編小説」を含む小説

これは、春の訪れを夢見た、僕と彼女の冬物語。 十二月。今年初めての雪が降り始めた日。 真っ白に染まっていく病院の屋上で、僕はひとりの女の子と出逢った。 ――小説家になりたい。…

花を招く季節に恋をされた妖精と、夜の闇に愛された妖精がお互いを見つけるお話です

曖昧な季節に身を浸す僕と、地中で眠る君のお話。

俺に不幸があるたび、出会う彼女。 約四年に一度、出会う彼女。 宙のかなたで花開いた、小さな物語。

あらすじ代わりにちょっとした小話でも置いときますね。 季節は夏。俺が高校生の頃、深夜に一人でホラーゲームしていたんですよ。カメラで幽霊をパシャパシャ映すやつです。 その日は蒸し…

文芸サークルで出されるお題に沿って書いた提出作品をここにあげていきます。 2019年10月スタート

とある無人島には、誰のものかわからない骨が埋まっているという。そしてその骨を正しく供養したものには富が与えられるという伝説があり、多くの人々がその島へと足を運んでいた。彼らと同じ…

幼なじみの良平と奈緒のほのぼの恋愛短編小説です。恋を自覚する瞬間とは？　をテーマに書きました。 恋愛音痴の奈緒に片思いしている幼なじみの良平。 しかし移ろい行く季節の中で、しだ…

『カルピス属性付与店』。 青春時代の象徴たる甘く爽やかなカルピス。その属性をあらゆるモノに付与するサービスを行っている店で、アルバイトを始めた望月。 一癖も二癖もある従業員や、訳…

香鳴裕人さまの自主企画「同題異話SR -April-『桜花一片に願いを』」に参加させて頂きました。 このような形で、素晴らしい自主企画の伝統が引き継がれてゆくのは素敵ですね。 …

「僕」は、初恋の人がいまだに忘れられずにいた。あの子は今、どこにいるのだろうか……。 短編小説第2弾です。長編書こうと思って登録したのに、思いがけず短編の方が書きやすくなってし…

「私」は、ある日不思議なバスに行き会う。 季節を超えて進む小旅行の果てに「私」と「常木さん」が得たものとは？

梅雨の季節、千夏とてるてる坊主の物語。オーソドックスで少しファンタジーの短編小説。 今はもう閉鎖されて無くなった２ＣＨ文章アリの穴に掲載した小説です。何もかも懐かしい…… な…

メリークリスマス！　って事で、季節物です。 異色なサンタ物コメディー短編小説をどうぞ。

大学で建築を学ぶ僕は、周りと馴染めないでいた。そんな僕に手を差し出してきたのは、同級生の宮沢ひばりだった。 北海道を舞台にした、季節巡る僕と彼女の物語。 「僕とキミの15センチ…

「僕と君の１５センチ」短編小説コンテスト 　雨の降り続く梅雨の季節。いつも通りの憂鬱な日々。 　いつもと違う帰り道。

高校一年の寒い季節に転校してきた彼。 その彼は、頭のネジが一本――いいえ、ネジなんてきっとない。 とにかくバカでアホな、とんでもないヤツがやって来てしまった。 彼はもう終わってい…

富士見Ｌ文庫・テーマ別超短編小説コンテスト・「恋の話（恋愛）」応募作品 　 兎に角、彼が消えた。 　勿論、ネットの配信者が消える事などは、日常茶飯事。 彼らの多くは、ネッ…

この季節になると彼女のことを思い出す。この木と同じ名前をした彼女のことを。この花のように満開の笑顔をした彼女を。そして、この花びらのように散ってしまった彼女を。 初めて書いた短…