概要
日常をおもしろおかしく茶化すタイプのエッセイです
あらすじ代わりにちょっとした小話でも置いときますね。
季節は夏。俺が高校生の頃、深夜に一人でホラーゲームしていたんですよ。カメラで幽霊をパシャパシャ映すやつです。
その日は蒸し暑く、部屋にいるだけでじっとりと汗がにじみ出るような不快感の強い日でした。
深夜二時頃の事。
あけていた窓から、急に、異音がなったんです。
バタン、がりがり。こんな音でした。
ホラーゲームの世界に没頭していたはずなのに、一気に現実の世界に引き戻されました。心臓が痛い程バクついたのを今でもはっきりと思い出せます。
現実感が遠のく感覚が走りました。
当時の俺は高校生にもなって恥ずかしい限りですが、混じりっ気の無い恐怖心しかありませんでした。
幽霊なんていない、嘘だ。そう自分に言い聞かせて窓を振り向いたんです。
網戸と窓
季節は夏。俺が高校生の頃、深夜に一人でホラーゲームしていたんですよ。カメラで幽霊をパシャパシャ映すやつです。
その日は蒸し暑く、部屋にいるだけでじっとりと汗がにじみ出るような不快感の強い日でした。
深夜二時頃の事。
あけていた窓から、急に、異音がなったんです。
バタン、がりがり。こんな音でした。
ホラーゲームの世界に没頭していたはずなのに、一気に現実の世界に引き戻されました。心臓が痛い程バクついたのを今でもはっきりと思い出せます。
現実感が遠のく感覚が走りました。
当時の俺は高校生にもなって恥ずかしい限りですが、混じりっ気の無い恐怖心しかありませんでした。
幽霊なんていない、嘘だ。そう自分に言い聞かせて窓を振り向いたんです。
網戸と窓