「思うんだ」を含む小説

　現人類最後の日。それは案の定あっさりと訪れた、らしい。人類のいなくなった「再誕日」のあと。 　首から上だけの「わたし」と、人間じゃない《司書》。かつて合衆国と呼ばれた大地の一端…

お互いどこの誰かなんて知らないし、詳しく聞きもしないけど私達はちゃんと分かりあっていると思っていた。 信じたい、信じられない、好き、嫌い。 私達のこの感情はなんなのだろうか…。

詩を書いてみました。初投稿です。 誰かに読んでもらえたら嬉しいです。

雪が降りたいって思うから、冬になるんだと思います。

現在のタルキイェ共和国に、かつて存在した国、ヤールート。 神話の伝承により、灰色の髪と瞳を持って生まれた王族の子は、母なるアセナの子として崇められ、直系でなくても、王になる事を…

クリスマス・イブの前夜、大学時代の友人が、榎本の電話を鳴らしたことからストーリーは始まる。 それぞれ罪を背負った男たちがクリスマスを迎える短編小説です。

何事もなく高校非リア生活をおくっていた、前桜まいは。突如話かけてきた女の子、猫桜こころによって彼自身が自分のチョロさを理解していく物語である。

雨の日にダンボールから拾ったカオルに、猫耳が似合うんじゃないかと思ったユウは、なんとかカオルに猫耳を付けてもらおうと奮闘する。 猫耳をつけることの意味とは一体。 特に萌えない…

西木 草成さんの自主企画「三題噺は梅雨明けに」の参加作品です。 https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054883801646 1　晴れ…

退屈な日常。いや、それでいいと思うんだ。 学生って。 ところが、俺の目の前に唐突に現れた八千草紅子（やちぐさべにこ） 無駄に美人だけど、いかんせん彼女はいわゆる――残念系女子だっ…

|滝　流星《たきりゅうせい》は気がついたら異世界の森にいた。 なんの前兆もなく異世界へと飛ばされてしまった現代の剣客の異世界生活始まります。

　サキュバスだって、魔王だって人には言えない苦労があるとは思うんだ。でも夜毎にそれを聞かされるってのはどうなんだろう？ 　砂時計の契約に縛られて今夜も沙希さんは異世界に飛ばされ…

『生きる』ってなんなの？ そんな『当たり前』の事を聞く人はいないだろう…。 少なくとも私が見てきた中では…いない。 だからこそ、考えてみたいと思うんだ。 私たちが考える『生…

　やあ！僕が今から君を案内してあげるよ！ 　まあまあ、説明は最後まで読むものだよ？ 　さあさあ、最初の御託だけでも聞いてってよ！ 　どうせ最初がクライマックスで、あとは沈むだけな…

公園のベンチに座ってるだけで大金が手に入るという、どうにも怪しいバイトをすることになった主人公。 いざ公園に行ってみると、彼はそこで不思議な少女に声をかけられる。 「涙の色派赤が…

告白は必ずしも成功するとは限りません 例えば、告白しても振られちゃったり もしかしたら、告白に至ることすらできなかったり でも、好きだから。 好きだから諦めない心が実を結ぶこと…

１５センチ。それは僕の小さな手の大きさ。 １５センチ。それは君に届かなかった後悔の証。 １５センチ。それは君との思い出。 １５センチ。それは君への愛の大きさ。 １５センチ…

『バカには見ることができない服』を着てパレードする王様に、ある男の子が「王様は、はだかだ！」と叫びました。 それに対して、王様はどう答えたのでしょうか？ ……アンデルセン先生(…

羽多野さんの企画のためのものであります！w

今まで自分の命を惜しいと思ったことはなかった。 でも、今は…… 愛しいあなたのためにも長く生きたいと思うんだ。