「短編 円城塔賞」を含む小説

（カクヨム短編コン参加作品）時は大正、ひなびた農村。 普通の人の娘たき子と、鬼の娘さくら。偶然出会った二人は、互いに怖さを捨てて仲を深めていく、が……

　13才のヤングケアラーの、小雪は、最近、胸に、ある1つの思いを抱いていた。 　そこに、悪魔が現れ──。

2023.12.11　SF週間ランキング184位！ 2023.12.11　カクヨムWeb小説短編賞2023エンタメ総合（SF、歴史、ミステリー）週間ランキング70位！ 　千春は…

母が死んでから、僕は一人だった。寂しいと思った。 だから、世界中の人たち全ての意識を統合させる機械を作ろうと思った。 ※小説家になろう、エブリスタにも掲載しております。

炎上常習犯、有名配信者と推したい俺。でも、また燃えた

板挟みの中間管理職の銀行員高安。 そんなある日、銀行強盗がやってきた。 カクヨムコン9の短編です。

先達の定めたマナーを冷笑する、温室育ちの若輩者たち。実に嘆かわしい。未来のために、私は彼らにマナーの尊さを説く。私たちの失敗の歴史を振り返りながら。

カクヨムコン9短編小説 400字の物語。 その魔女は『いのち』を自在に操れるという。 私の命を、あげるよ。

　加入者の生活を監視カメラで撮影する事で五万円が貰える。そのサービスに妻が加入し、監視生活がスタートした。 　普段の生活のデータを企業のマーケティングや商品開発に活かすと言う事ら…

　サクッと読めるお話をまとめました。スキマ時間に是非！

「人間との恋なんて、俺には縁遠い話だ」 小さな町に暮らす魔法使いの俺は、師が遺した少女の面倒を見ながら穏やかに暮らしていた。 だが、そんなとき「娘を助けてくれ」と血まみれの男…

　真っ黒に濡れたアスファルトが、あちこちの光を映しこんできらきら、ちかちかと瞬いている。赤に、青に、黄色に。ところどころは虹色に。……。

思い出の橋の上、僕は思う。 (もう、辞めにしよう。) ――――暁の空を見つめながら。

俺の家の風呂は足が伸ばせないくらい狭い。出来れば、もっと広い風呂に入ってくつろぎたい！ せめてもの癒やしにと入浴剤を入れてみたのだが……、なんか俺の家の風呂がおかしい！ ※小説…

時間を倍速化する、という特殊能力を得た高校生、浅井誠。嫌なことは倍速化ですっ飛ばし、恋に受験に順風満帆の日々を過ごしていた誠だったが、ある時から人生の歯車が狂い始めるのだった。

彩也夏と僕は幼馴染みだった。 そして長い間続いた片想いは姿、形を変え今日結末を迎える。 二人の行く先は。 これはそんな話。

クルトはブレシア帝国の一市民として配達屋をやっていた。 ある時、富豪から大きな紅玉を遠くへ届ける依頼を受けた。 遠隔地までの依頼なので気が引けるのだが、富豪からは彼にどうしてもと…

目を覚ますと、白い壁の部屋にいた。 大きな窓を覗きこむと外は果てしない大海原だった。いったい誰が、何故、私をここに閉じ込めたのか。 私はこの白い牢獄から解放される日がくるのだろう…

最近、何事もうまくいかない大学生の青年。 青年は買い出しの帰り道、たまたま通り過ぎた家族を見て、姉のことを思い出します。

母の亡き後、一人で本屋を経営している父。その本屋は、母との思い出の詰まった店だった。ずっと続いていくと思っていた。だがある日、父が店をたたむと言いだして……。不器用な父と息子の物…