「断片」を含む小説

　「俺」の人生を嘆く男が、逆上を求めて初めての単独登山を試みる。ところが時空のねじれに迷い込んで、過去の断片的な思い出（原風景）にその都度翻弄されるなか、古事記の神話に登場するア…

Aとは誰であったのか。 大陸に伝わる「Aの日記」、これはその断片にすぎない。

『続三国志』のリライトの際に調べ物からこぼれ落ちた副産物、のような何か。 ※ 中国史における正史に取材した短編または断片ですが、小説とも言いがたい。。やや膨らませたところもあ…

帰宅すると、妻と息子と娘が風呂に入っていた。 そのまま、ビール片手に至福の時間。いつの間にか、息子と娘が先に上がって着替えている。 それも終わると、寸劇が始まる。それは見慣れた光…

毒かわいい（？）二次元美少女イラストみたいな自傷自殺企図は夢だと思いました。少女しかいない密室と夏。

一話完結のショートショート集です。ホラー風味の作品が多いですが、恋愛やファンタジーっぽい話もあります。

ぽつりぽつりと、短いお話を断片的に書き留めていくだけです。

突如として現れた謎の戦闘機ルーラーに翻弄される列強、その狭間で暗躍する民間軍事会社エルフリンク。社長コーネリウスを取り巻く人間模様を描く群像劇。 もう何年も昔、浪人時代に書き上…

渡行者（とこうしゃ）―断片世界と称されるあらゆる並行世界を行き来できる能力を持った者たち。コラージュと呼ばれる一つの世界の一角に住んでいる5人の渡行者達に、新たに一人6人目が加わ…

　過去は常に現在と交じり合っている。現在の知覚が、記憶の中に潜む過去を想起させ、それを目の前に現前させることによって、この世界は成り立っているんだ。 　そう、目の前の世界は現実…

彼の地の名はアルイーン。 乾いた白茶色の大地に繰り広げられし、興亡の絵巻。 西に巨大な軍事力を誇るバッファーン朝イゾルタン帝国、東に謎多き国カラ・シーン神皇国。南に混乱の続くマズ…

margin：余白・欄外 『科学的にあり得ない事件を起こした囚人たちを収容する刑務所で、カウンセラーをする「ぼく」の断片的な記録』――木古おうみ先生のカクヨム作品「Jail F…

　「俺」の人生を嘆く男が、逆上を求めて初めての単独登山を試みる。ところが時空のねじれに迷い込んで、過去の断片的な思い出（原風景）にその都度翻弄されるなか、古事記の神話に登場するア…

音楽船と呼ばれる飛行船が、 異世界の空に浮かぶ島々をゆるやかに飛び交う世界。 食道楽の高貴なる御方のために 空飛び屋たちが島々を巡る。 さまざまな異世界の食の記録を集めた、 そ…

彼は石の古城で目覚めた。 自分が何者なのか、何をしていたのかはわからない。 しかし、その痕跡から記憶が断片的に蘇り、繋ぎ合わさり、ひとつのエピソードとして頭に浮かび上がる。 そし…

もともと、国家機密や情報機関を厄年の時に経験したぼくが、 作家なら「天皇家の物語」を書けと宮内庁いわれて書いた物語である。 だが、「これはおまえの人生だ」とか、「いや、これは国連…

【300字SS　第四十一回】 使用お題： 　新しい ジャンル： 　オリジナル、SF、日常 あらすじ： 　森の中、焚火を前に、一組の夫婦が他愛も無い言葉を交わし合う。 　これは…

北関東の山間で、米をつくり暮らしをたててきた集落。 そこに住み、皐月を幼い頃から可愛がってくれた祖母が亡くなった。 親族として葬儀の手伝いをする皐月は、豪農として大きな屋敷を構…

眠れない深夜にとりとめもなく頭に浮かぶ考え事のような、短い言葉の断片の置場です。 基本的に暗い気がします。 超不定期更新。