「もの 妖怪」を含む小説

「あたしの名前は赤眼のセンリ。芸を売って生計に変える芸人さ。さてさて、今回話すはあたしが腐れ縁のあの差配屋、サジの野郎と出会った話。恥ずかしいことに銭無し飯無しの行き倒れをあの野…

稲生将臣は何の変哲もない、ちょっと妖怪を視ることができる、平凡な男子高校生である。 高校の入学式の日、校庭の桜の木のしたで休憩していた将臣に、幼い子供のような姿でしわがれ声の、鬼…

【書籍化決定！　月刊ヤングマガジンにてコミカライズもスタート！】 十五歳で異世界に転移したサイトーは大賢者となり、魔王を倒して無事日本に帰還する。 地元でささやかな生活を送ろう…

ショートショート・ホラーＳＦです。 次の作品を見て感動し、書きました。 動画　『Help me!!』 (iDOLM@STER)　https://www.youtube.com/…

竜に愛されしユーラシフラン王国での物語。 竜と王女の血脈を持つ王族。 居るとされているが誰も見たことのない精霊の物語。 王国に隣接した魔森に巣食うモンスター。 第三王子(1…

「ねえ、おねえちゃん。お願いがあるの」 　白いかんばせの少女はおもねるように甘えた。長過ぎる犬歯を自慢げに覗かせ、青褪めた唇をひずませる。 「おねえちゃんの、左腕をちょうだい…

　かくれんぼ中に行方不明になる子供達を探して山奥までやって来た『僕』。 　彼はそこで驚くべきものを見る。 　最後に起こる醜悪にして驚愕にして凶悪な真実をお楽しみくださいませ。

人、鬼、妖。 様々なものが住む珂国には、彼らを脅かすモノも在る。 そうしたモノと対峙し、処分するのが『始末屋』。 そんな始末屋を生業とする、百という女がいた。

私は妖怪のアパートの管理人の美穂。 妖怪を見極める力しかないと思ってた でも意外といろいろな潜在能力があったみたい １話１話はそんなに長くないので よかったらお付き合いくださいね…

一つ一つの物語をまとめた短編集のようなものです。出来るごとに随時更新予定です。 主にファンタジー要素が含まれます。 もとは全て、何かしらの絵画・イラストからイメージした物語で…

　里中哉太は、オカルト否定論者だ。見えるものしか信じない。 　けれど、キンモクセイの香る晩秋の帰り道、幼馴染の村岡香澄とともに「口裂け女」に遭遇する。 　そこに現れる少年、芦屋満…

幽霊、呪い、妖怪そんなものが日常のすぐ近くにあるかもしれない。 普通なら触れないような出来事に少しだけ触れてみたくなる。 怖いようで怖くない。 そんなお話を集めました。

《本文抜粋》 　少女は藁人形に右手を翳し瞳を閉じた。 　後は祈るだけ。今はただ、それを成すことだけに集中すれば良い。 　遺恨は断罪者の存在を許す。執行する。たとえ罪人が己の罪咎を…

　かつて大陸と日本で恐れられた九尾の狐・玉藻御前。彼女は殺生石に変じてしまったが、彼女の遺伝子と野望を受け継いだ者は21世紀の関西に存在するのだ！ 　島崎源吾郎。一見すると平凡な…

何処にでも居る普通のOL 美影李華は不思議な夢を見る。その夢はどこか懐かしく感じ少し儚げだった〜 そして、その夢を見た日から人ならざるもの通常あやかしが見える様になった。

耽美詩集・あやかし編 妖怪に耽溺する詩・小品集。 通し番号に関係なくどこからでもお読みになれます。 ※法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません

親しい誰かと笑いあって、時にはケンカをして。 次の日には仲直りをして、そうしてまた笑い合う。 ──そんな当たり前が、いつまでも続くと思っていた。 あらゆる【超常】を護り、逆…

怪異、妖怪や怪物などによって引き起こされる事前感知不可の災害で、古今人々は巻き込まれ蹂躙されてきた。 だがそんな怪異にヤラレテばかりの人間ではなく、退魔の力を身に着けたもの達によ…

山に住む龍の幼子、雨龍は、ひょんなことから出会った物言う椿の木に恋に落ちる。雨龍と椿は少しずつ歩み寄り、交流を重ねていくが……。 雨龍と椿の性別はご自由に解釈してください。 作中…

別所でちまちま連載しているものの転載なので短いし細切れです。 第0章は番外編のようなもので、本編の過去の話です。主人公はいません。