「どこにでも」を含む小説

　このどこまでも深く見える青い空。 　この空は誰かに支えられている。私たちが選んだ強い人たちによって。 　 　空を支える仕事は命懸けらしい。力が強ければ強いほどより上のゾーンに行…

町内会からの連絡。壁が下りてきます。

新興宗教を信奉する母のもとで育った「おれ」は、中学を卒業後の進路について記憶にない父親に相談に行く。 おれの心を満たすのは真っ白い綿のような神様の言葉と母のぬくもりだけだった。 …

幼少期に見たダンジョンの探索風景に心惹かれた主人公は、体を鍛え心を鍛え、ダンジョンに潜る。

ホラーじゃないけど、だだ漏れる父性は怖い。 暴走する思い込みも怖い。 やはりホラーということで。 【父性小説大賞】に参加しています。 https://kakuyomu.jp/u…

ある朝起きたら、突然体が透明になっていた東城渚(24歳男性)。 透明人間になったら…どこへ行ってもバレないからいろんな事やり放題じゃん!!!!!!つまみ食いに、お風呂に……んふふ…

「カムパネルラ、また僕たち二人きりになったねえ、どこまでもどこまでも一緒に行こう。僕はもうあのさそりのようにほんとうにみんなの幸のためならば僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわな…

ある秋の日、日付が変わる頃合い。 葉山沙織が仕事から帰宅すると、家の前には大きな荷物を抱えた親友がいた。 聞けば、仕事を辞めて家出してきたという。 突然始まる同居生活。 自分の感…

妻帯者の会社員である高田。 結婚してしばらくは幸せな生活を送っていた高田夫婦であったが、最近は互いにすれ違うことが多く、ギスギスとした空気の中で毎日を過ごしていた。 そんなどこか…

　皆さんは「村八分」という言葉を聞いたことはあるだろうか。村社会の中で、掟を破った者に対して私刑を与える……まぁそんな感じだ。いじめ、追放、傷害、果てには殺人。明らかに時代錯誤も…

五体満足で産まれてきたはずの娘を襲った病魔。夫婦二人三脚で懸命にリハビリを支えてきた。だが、先の見えない介護に家族は疲弊していく。まず、妻が精神失調を来した。隙あらば娘を殺そうと…

　それなのに、凶器が出てこない。そして黙秘しているという。犯人は凶器をどこに隠したのか？　推理士・明石正孝とミステリー研究会は、隠された凶器を発見できるのか？

俺には大好きな幼馴染がいた。彼女とは生まれた日、病室が同じで家もお隣同士。子供の頃はずっとどこへ行くのも一緒だった。幼稚園になり、男女ふたりの幼馴染を加え、四人になった。俺たちの…

二階堂は、ニートであるにも関わらず承認欲求が人一倍強かった。 しかし努力もしなければ能力もない彼が、ある日無条件で賞賛されるようになる。 友人関係、恋人作り、一流企業への就職、何…

高校生たちの恋愛がメイン。 基本的に一話完結です。 どこかで見た事のあるようなベタな設定ばかりですがよろしくお願いします。 一時期pixivに載せてたものをこちらに転載してい…

※こちらの作品は小説家になろうにも掲載しています ある日　妹が俺に興味津々になった それは突然の出来事で主人公と妹はこの日までほぼ会話をしてこなかったらしい。 しかし突然俺に対し…

　街を歩くと、ノラ猫を見かけることがあります。 　「ミャァ～」と近寄ってくれば、餌を上げたくなるし、ゴミ箱を漁っていると、追い立ててしまいます。 　雨の日や雪の日に、ノラ猫を見か…

主人公　『淡野　薫』が１５歳の頃、全世界のスマホ・パソコンに突然ダンジョン・スターというアプリが埋め込まれ、１万をゆうに超えるダンジョンが現れた。 アプリを経由してダンジョンに…

【乙女】年の若い女性、未婚の女性(言語由来辞典より) 乙女の定義とは？ただ単に若いこと、生娘であること、など色々あるでしょうが、少なくとも私は自称現役女子大生なので、自らを乙女と…

――昭和35年、東京。 呪いの蛇を身体に宿したツツミは、和紙を千代紙に染める楠染工の三代目・霧衣に会う。彼は〝この世ならざるものたち〟を花鳥風月の図版で包み、天に贈る〝紙屋〟であ…