「あの子」を含む小説

４７歳の俺から１７歳の俺への手紙

　みんなには、お友だちがいますか？ 　一緒にいるだけで心がポカポカして、ホッとする、大好きな人。 　わたしもいるんだ。そんな人が、たった一人だけ――。 ［登場人物］ 美奈………

あの子が居なくなって一年が経った。 僕は今日も扉の前に立つ。

※現在別作品プロット作成中のためしばらくお休みします。申し訳ございません。 SS集。 ゆるいくせっ毛の黒髪、鋭い眼光、黒いマスク、制服の上にパーカー、見た目が派手で色んな悪い噂の…

「俺、コイツじゃないんだ」 私が朝の時間を読書に当てていると、高校一年生のときにクラスが同じだった彼女は、そう告げる。 コイツは、彼女が作り出した副人格だ。 名前をつけてよ、と言…

　何の取り柄もないまま大人になった。友人もいない、恋人もいない。会社では後輩に馬鹿にされ、仕事を押しつけられる。 　それでも俺が生きていられるのは”彼女”のおかげだ。一条ヒナは…

昔、本姫という本好きのお姫様がいました。 そのお姫様のお墓の上に建てられた石碑に耳を当てると本を読んでいる声が聞こえると言います。 孝司達はそのお寺の近くの公園から誰もいないのに…

変な友人だったけど、恩人だったのかな

行き過ぎたサスティナブルで、地球から叩き出された人類。 政治とイデオロギーの失敗で何故か封建制度が復活。 かくして太陽幕府なる日系の悪しき面を煮詰めた政権が樹立してしまった。 …

［祝！1万PV！］応援してくれる方、読んでくれる方本当にありがとうございます！ 幼稚園の頃、仲が良かった女の子に初恋をした紅島陽輝(くしまひろき)は、初恋の子が引っ越してか…

　闇のピアニストと呼ばれた青年、北澤一真がふたたびスポットライトの下に立つまでの物語。 叔父の経営するリゾートホテルのスイートルームに寄生する一真を振り回すのは、手ごわい未成年の…

僕とイマジナリーフレンドとの思い出。 あの子の笑顔は真夏のひまわりのようだった。

とてもとても大事な友達との、ひねくれた友情をテーマにした広義の百合です

あの日、僕は山にいた。 大好きだったお婆ちゃんが、行方不明になった日に。 高校を卒業して、家を継ぐことになった木下ユウスケ。 彼は学生時代に、いじめられた過去を持っ…

カチカチという音が聞こえたら近づくな！　そう言われると見たくなる……

『あの子みたいに、キラキラしたい！！楽しい人生を送りたい！！』 平凡なわたしが夢を叶える物語。 雪見だいふくさんの代理学園のスピンオフ小説です。 うちの子目線のストーリーで…

隣の席の子が家族で逃げ出そうとして処理された。あの子の肺はうちの妹に移植されるらしい。

黒井さんは、腹黒い。 そんな噂が流れたのは、高校に入ってすぐのことだった。

「師匠、人は死んだら、どこに行くの？」 「うーん……『お星様になるんだよ』っていうのが、昔々からの定番かしらね」 「星って、この空いっぱいの星？」 「そう。だからいつでも一緒…

連載中の「だから僕は同じクラスのあの子を今日もレンタルする。」を執筆するにあたって書いた短編小説です。 良ければ連載中の本編の方も宜しくお願い致します。