概要
存在を肯定してくれるモノ。アイツとあの子にとって、それは名前だった。
「俺、コイツじゃないんだ」
私が朝の時間を読書に当てていると、高校一年生のときにクラスが同じだった彼女は、そう告げる。
コイツは、彼女が作り出した副人格だ。
名前をつけてよ、と言い出したコイツに、名を与えてもいいのか……。私は選択を迫られた。
※一部、残酷描写あり。苦手な方はお気をつけください。
私が朝の時間を読書に当てていると、高校一年生のときにクラスが同じだった彼女は、そう告げる。
コイツは、彼女が作り出した副人格だ。
名前をつけてよ、と言い出したコイツに、名を与えてもいいのか……。私は選択を迫られた。
※一部、残酷描写あり。苦手な方はお気をつけください。
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