「それもいいよね」を含む小説

物は試しで、よくある話しを書いて見ようかと。 意外と難しいのです。変な路線にそれなきゃいいけど。 各話の文字数は少なめです。隙間時間にぴったりかと。 ＊外伝書いてみました h…

僕は何度も彼女が長い眠りから覚めるのを待っていた。 寝ぐせを恥ずかしがるのも、君の気の抜けた声も、小さな背中も、全部全部ただ守りたかった。 僕たちは君を守るためにできたのだから。…

いじめられたくないから。 そういう消極的な理由で私たちは日々選択を繰り返す。 それがいいとか悪いとかじゃなくて、自分を守る、それだけのために。 ベストじゃなくていい。ベターな、無…

このストーリーは、私こと神代零児が企画した 『夏だよ　一つのプロットで文体見せ合いっこ！』 への、私があくまで一人の参加者として発表するお話です。 夫婦の日常を演出する上でのお…

極々普通の高校２年生白崎立夏は、３年生の図書委員長赤間勇太に恋をしている。本なんてまったく興味もない立夏だが、勇太を拝むため放課後に図書室を通う日々。 そこで偶然見つけた、異様に…

「将来はプロゲーマーになろうかなぁ」 ちょっとした冗談で言ったのに、本当にプロゲーマーになってしまった九尾健太。 しかし、まだまだランクが低く、有力なスポンサーも付かない九尾の…

ある祓い屋の手記を小説風にまとめました。 あくまでフィクションですが、ちょっぴり怖いかも。 案件①。 まだ、その怪異の名を探している。 それはいいものか、悪いものか。 後ろ…

　とある街に住む、森田奏（もりたそう）は、介護士として働きながら、新人作家デビューを目指していた。また、彼には、高校時代から付き合っていて、現在保育士として働いている、木村奈美（…

　この春から大学に進学したばかりの俺（鈴木 卓也）は、特別秀でた才能があるわけじゃない 　強いて言うなら欠点がないのが強みだ。 　当たり障りのない会話能力、人並みの人付き合い、学…

木戸良太は嘘がつけない。建前も使えないしなんでも本音で話してしまう。高校生活には何も期待しておらず静かに過ごせればそれでいいと思っていた。しかしそんな彼の前に嘘しかつけない女、京…

私は犬である。名前はまだない――いや、もうシロでいいんだけど。 ちなみに生後七か月、人間だと11歳くらいのメスだ。 最愛のご主人（美少女）との散歩中に事故に遭い、私は死んでしま…

実話と創作を混ぜた話です。 キャラクターの名前と実際の名前は違います。

_(:3」∠)_ まるで救助を待っているかのように インターネットの広大な海で 静かに回復体位をとる彼の名は"たかざわじゅんすけ"というらしい "たかざわじゅんすけ"、一体彼は…

人類史が現在まで8の文明を経て今に至ることが証明された西暦2890年。 迫る第9の文明を最悪の結果で終わらせない為、ヒトは“人と人を結び付ける縁”の遺伝子エネルギーを利用し、世界…

　ハロー俺死神。普段は人の命を取ったりして過ごしています。死神なのでそれがお仕事生業生き様生き甲斐？　みたいな？ 生まれたとき、っていうか俺らに対して「生まれる」って言い方が正し…

私、水無瀬秋野。ごく普通の高校生のつもりだけど、普通じゃないことがある。ポケットに入ってるお守り石が、実は妖怪だってこと。そして、その妖怪からかーちゃん、と呼ばれてること。 そ…

夕暮れに、君に届ける文章を書こうと思う。 今度は、おれひとりじゃなく、誰かのために。たった一人の読者のために。僕と同じ目をした、でも僕なんかとはぜったい違う、或るたった一人の少年…

ここではないどこかの不思議なお話がつまっています。だいたい１話完結型の短編集。ひとつひとつの言葉のおかしみを味わいながら、人生の寄り道をば。

簡単に言っちまうと、これは一人の美しい吸血鬼の王女様に出会った俺の自慢話だ。 まずは目を止めてくれてありがとうと言っておこう。 これは素人の俺が書いた文章。他に読むべき小説が…