概要
『凍眠』する少女と、少女を守るためだけに生きる少年の長くて短い物語。
僕は何度も彼女が長い眠りから覚めるのを待っていた。
寝ぐせを恥ずかしがるのも、君の気の抜けた声も、小さな背中も、全部全部ただ守りたかった。
僕たちは君を守るためにできたのだから。
「何も知らずに笑ってくれたらそれでいい。それが僕の、僕たちの願いで誓いで祈りだから。」
寝ぐせを恥ずかしがるのも、君の気の抜けた声も、小さな背中も、全部全部ただ守りたかった。
僕たちは君を守るためにできたのだから。
「何も知らずに笑ってくれたらそれでいい。それが僕の、僕たちの願いで誓いで祈りだから。」
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?