「「5分で読書」だれにも言えない恋」を含む小説

　僕、中学二年の吉田耕助は悩んでいた。 　絵を描くのが好きで将来は美大に進みたいと思っていたが、人物画を描くのが苦手だったからだ。 　だが、真夜中に見た丑の刻参りが元で変わってい…

誰にも言えないってのは、誰かに言いたいってことだと思う。 こちらはとある男子高校生の揺らぐ思いをコンビニアイスのオススメにたとえて書いたものです。 この頃の男子高校生って生き…

中学二年生の宮路恵理は、同じクラスの富石碧とケンカばかりしている。自分だけが意地悪をされているのに、なぜか嫌いになりきれないでいた。 ある日、ケンカが行き過ぎてしまった二人に、担…

「ボクと一緒に逃げよう」 目の前に差し出された、僕はその手を取った。 それはもう本当に、自分がお姫様にでもなったような気分で。 ▼ 中二病の死にたい僕と、青い美少女のお話。

商店街に見なれない本屋さんを見つけた、その本屋さんは魔本を売る本屋さんだった。

女子中学生のフツーの毎日の中でおきた、ほんの数分の出来事。と、その後、数日間のこと。

まあるい月が浮かぶ夜空に、噛み砕いた飴玉の破片をばら撒いた。 キミのため。全部、キミのためだよ。 ▼ 人気モデル・Lunaと、彼女が愛する可愛いお人形のお話。 ※短編『壊…

ベビーフェイスの愛くるしい顔立ちで人気のご当地アイドル、響竜夢（ひびきリューム）。 彼がクラスメートから持てはやされているのを、虎飼息吹（とらかいイブキ）は複雑な顔で見ていた。 …

　中学２年生の成海美汐と長谷部亮太は幼なじみ。部活がある日は帰りが遅くなるから、ふたりは一緒に帰る約束になっていた。そんなふたりをまわりが誤解したり冷やかしたりするのはいつものこ…

いつかその夜空を燃やし尽くすのはルナ、オマエだよ、と。 言ってやるのは止めた。ルナが余りにも不憫だったから。 ▼ 俺と、幼馴染のお話。 ※短編『フラグメント』と繋がってい…

もえかちゃんは3才の時、とつぜん男の子になっちゃった。 僕はそんな彼女に、もう一度もえかちゃんになって、と言えない……。

死神少女はこう告げた。 『お前は今日、絶対に死ぬ』と。 僕はこう思った。 『この人、滅茶苦茶かわいいな』と。 これは＿＿＿僕と死神の、ほんの数時間の奇異で奇妙で奇怪なデートの一幕…

イケメン男子なんか大嫌い！ なのに、イケメン4兄弟のメイドをやらされ、溺愛されて困ってます！いきなり、顔を至近距離に持ってくるとか頭おかしいって。 ※「５分で読書」短編小説コン…

未完成な三角関係の話です。

少年野球チームの唯一の女子であり、チームのエースでもあるミサキは、同じ投手でライバルである男の子、タイチと競うように居残り練習をする日々が続き、お互いに切磋琢磨していた。 そんな…

子供の頃からの友達である、裕也（ゆうや）と小夜子（さやこ）。 2人は近くにいるからこそ、互いの気持ちを知らなかった。 そこそこモテてしまう裕也に恋人ができないよう、あの手こ…

私のことをインコってよび、いっつも怒ってばかりいる子がいる。 飯島キミヒトくん。 彼はちょっぴり、いじわるだああ！

彼は読書部の部長で、彼女は副部長。 ふたりはいい雰囲気でした。 でも、恋人同士ではありませんでした。

　高校一年生の八尾りんかは男の子に告白されることが多々あるが今まで一度も付き合ったことがなかった、告白された直後に必ずある条件を言ってしまうからだ。『墓まで入る』この条件のせいで…