桜の木が主人公となり、その視点で、1人の男の子の年を重ねていく様子がえがかれています。いつの年代も、春の桜の季節であり、そこには、いくつもの出会いと別れがありました。人の持つ感情よりも、より一層純粋な想いで、桜が見守り続けた1人の人間。物語の終わりは……この桜色のストーリーのページをめくって、確かめてみてください。