「忘却」を含む小説

コロナウィルスで亡くなられた方にお悔やみ申し上げます。 この小説は、コロナウィルスを絡めたSFです。 コロナウィルスで苦しんでいる方は、気分を害されるかもしれません。 =====…

終業式の日。千仁（ちさと）は写真部の部室で、顧問の諸泉とOBの那智がとある計画について話し合っているのを聞いてしまう。それは、怪奇現象が起きているという噂の学寮に、写真部の合宿と…

赤ずきん、シンデレラ、アリス、白雪姫……あなたは内容を覚えているだろうか。 赤ずきんは悪い狼を討ち、シンデレラは魔法でプリンセスに。アリスは不思議の国へ行き、白雪姫は毒林檎を食べ…

小さな村にやって来た男はその村で農業を学ぼうと都会からやって来た。 村でただ一人の若い娘はなぜか男を避ける。 村長は両者の間に入って取りなそうとするが……。 KAC2020 3…

『2020/3/12ー3/30 エブリスタ、ファンタジージャンルにて一位獲得作品！』 普通の高校生として過ごしていた主人公真琴。 幼なじみの凛と友達の健といつもの様に学校から帰…

かぐや姫×陰陽師の和風バトルファンタジー！ 紅い月が昇る夜に月から堕ちてくる罪人──月鬼。 彼らから人々を守るために、闘う武人。 それが陰陽師であった。 平安時代から今もなお…

「歯車のエストレ」の続編です。 出来ればそちらを先に読まれることをオススメします。 アンドロイドと人間が対等な存在として扱われるようになった近未来。 アンドロイド専門の殺し屋「…

瀕死の重傷を負った赤い目の魔女は窓のない部屋で目を覚ました。 鳴り響く警報アラーム。施設の中は誰もいない。 施設の中をさまよう魔女が出会った者たちは……。

……忘れたいと思う記憶や思い出を消せるという不思議な珈琲の噂があった。 「なんで俺はこんなことをしなければならないのかね……」 これは忘れたい記憶を持つ人間に忘却という救いを…

　１９世紀の地球ぐらいの文明水準を持つ世界ドラコイア。 　そこではエルフが神に選ばれた人種を宣言し、ゴブリンやドワーフ、ホビットなどの他人種国家を侵略し、奴隷に貶めていた。 　そ…

俺は迷路のような住宅街を歩いている。目的地には必ずたどり着けるだろう。 しかしなぜここにいるのか、目的地とはいったいどこにあるのかは分からない。 忘却の吹く街、仙台市○区朧ヶ丘。…

国王夫妻にようやく王女がお生まれになりました。祝宴が催され、祝福を授けるために魔法使いが集められました。 招待された魔法使いは、全部で十二人。 新米魔法使いのルイゼは、十二番目の…

　１話完結型。 　主人公が毎話、様々なクエストをこなす作品。 　偽名の青年ノックスは、世界最強の魔法戦士。 　だが、冒険者ギルドを通さず、依頼人と直接契約する闇営業の常習犯で、…

杉浦啓は、他人の落とした記憶が見えてしまう目を持っている。 そんな彼の唯一の理解者は、幼馴染の松元兼司。 大学生活最後の秋の連休、啓は兼司に北海道旅行に誘われた。落し物捜しに付き…

私、藤波絵里華（ふじなみえりか）は今日から忘却録を綴ることにした。

――20XX年、人は『夢』を見なくなった。 誰も気付かない内に。誰も誰もがそうとは思わない内に。いつしか瞼を閉じて広がるのは闇だけになり、脳が垣間見る夜の間の別世界、夢…

１話完結短編です 今日は何か嫌なことがありましたか？ 実は私もです笑 でも、嫌なことを何でも忘れることは自分にとって良いことでしょうか？

絶滅危惧種のインドライオンにふと思いを馳せる女。午後の夕暮れに彼女が投げかける疑問は、空間を満たし僕を心地よく溺れさせた。

私の名前を呼ぶあなたの声が愛おしくて。 私の手を握るあなたの手が頼もしくて。 私を抱き締めるあなたの心が暖かくて。 今はもう、関わることのない人。 憎しみ、悲しみ…突き放すよう…