「常連」を含む小説

あたし、花堂琴理は今日も店番中。カフェの常連中田さんが、また事件を持って来た。殺人現場の血飛沫みたいな落書き事件が多発しているらしい。探偵ではないと日頃公言している兄であり店主の…

喫茶店で働いていたクラリスは、常連客の美しい軍人将校が光って見えている。 好奇心からその謎を解くべくあれこれと考えていると、とうとうとある秘密に辿り着いてしまう。 しかしそれは国…

【第28回スニーカー大賞応募作】 【1話2000余字でサクサク進みます】 ネット小説賞『第九回新感覚ウェブ小説選考会（新感選九）』で審査員長の作家・笹原雪影からボロクソに叩かれ…

ササライ王国、シシリー公爵家の長女アデリーナ。彼女はオルステッド帝国の若き英雄カルセインの花嫁に選ばれ嫁ぐことになる。英雄、勇者と呼ばれたカルセイン。だが彼は女性に興味がなく、長…

一人飲みをこよなく愛するOL吉井玲は、日々の癒しを求め行きつけの居酒屋に通っていたある日、同じく一人飲みが好きな男性、山崎に出会い、意気投合して二人きりで飲む事に。しかし、玲はそ…

用法用量を守って。

貧乏令嬢のエミリアは、王子の妃選考に落ちても全く後悔することなく元気にミシティア国王都のパン屋で働いていた。 常連客の忘れ物を届けにいった拍子に、間違えて王子の視察の馬車に乗って…

迷惑な常連客が騒ぎ出した。ビールに何かが入っていたせいで腹を下したと主張しているらしい。閉店後になって、白浜と黒宮の二人は推理する。ビールに異物を混入させることはできたのか？　そ…

※本作は2021年配信のアジアSFアンソロジー「万象」収録作の改稿版になります。 　機械技師であるアツキは、戦後復興の中、旧秋葉原の地下交通網に建設された地下工房街（アングラ…

あらすじ 小学校の同級生同士が結婚する。九年とちょっと前、そんな噂がキッカケとなって、どうせなら、クラス会を開こうとなった。それ以降、毎年十月の第三土曜日に開かれ続け、そして今…

高校生の心結(みゆう)は、とあるカラオケボックスの常連客。 そのカラオケボックスは、町にある小さな店舗。すっかり馴染みとなってしまったおじさんが、1人で経営している。 月・水・…

国営公園の喫茶店で働くニーナ。色々な人が行きかう中で、常連であった人たちの過去とその後を知ることになる。貴族と平民、交わることのないはずだった自分が知ってしまった他人の想い。「み…

猫見町の団子屋の娘である杏子には悩みがあった。 それは、近所にいる野良猫のみたらしが最近姿を見せなくなったこと。 みたらしお気に入りの塀の上には新顔のずんだが居座るようになった。…

※二十話から少しずつ話を動かしていきます。展開遅くてゴメン！ 第一章、無事に書き終わりました。 第二章も頑張りますので、応援のフォロー、いいね、レビュー等よろしくお願いします！ …

大学に進学するも彼氏の出来ない私。こと、沙原凪はあるカフェでバイトをしている。そのカフェに訪れる常連、十六番さんの事が気になるのだが、十六番さんは少し変わった人で「彼はやめときな…

「５分で読書」短編小説コンテスト2022　応募作品です。 テーマ：だれにも言えない恋 骨董店｢我楽多骨董｣の店員、山田妙子とその常連客、長谷川育人のお話です。 最後まで読むと面白…

ある日常連クレーマーに呼び出されて紛失した指輪の捜索を命じられる不幸な弱小メーカーの営業の杉山。 昔のいじめっ子に連れられ犯罪の片棒を担ぐ桧木。 偶然とちょっとした成長が彼らを少…

このお話は、煮物屋さんというお店で、店長の佳鳴と弟の千隼、そしてお客さまたちと繰り広げられる、暖かくて優しい物語です。 今日も訪れる常連さんたち。さて、今夜はどんなお話が紡がれる…

朗読にも使えるフリー台本ともなっています ワガママを言って祖父から閉店予定の店を引き継いだボクは 手厳しい常連たちに揉まれながらも、一生懸命店を営業していた。 ある大雪の寒い…

　俺は昔、24時間営業の喫茶店でバイトをしていたんだが、その店では本当にいろんな事があったんだ。 数え切れないくらいの……。 その中でも特に、店の常連客でもある、通称メロンち…