「連れて行って！」を含む小説

日産童話公募で落ちたやつです。 サークルの人には褒められたんだけどなぁ……

ある雪の日に、突然訪ねてきたのは、雪を名前に持つお前だった。 なぁ、今日がお前の日なら、俺はどんな願いも聞いてやるよ。 だから────。

普段からあなたは、電車を利用してますか？ あなたにとって電車は、混んでるのが普通ですか？ それとも、ガラガラに空いているのが普通ですか？ 車内を注意深く観察したことは…あります…

アメリカに長く住んでいた六十五歳の主人公は日本に帰国し、市民講座の教室で「男女の格差問題」をテーマに教えている。ある日、講座の教室に得体の知れない年寄りが現れた。彼は確かに「老人…

「くらうど」あらすじ ある日、ハンバー店でハンバーグを食べていた私は、ふと店の外にホームレスの男と犬が居るのに気づく。男に話しかけると「そう、私は特殊な能力・・・そうですね、た…

コーヒー愛を語ります。

ホテルの前に食事に行くとき、 あなたのパートナーはどこに連れて行ってくれますか？ すこし気取ったフレンチやイタリアン、 あるいは軽いお酒、 もしかして、上品なお鮨。 セックスの…

若き建築士エリック・コーウェンは迷宮と言われる巨大な塔の根元で神様を自称する少女と出会う。彼女は「あなたに誰も見たこともない建物を作らせてあげる。だから私をこの塔の頂上へ連れて行…

初めてヒーローイベントに連れて行ってもらった帰り、 わたがしを買うため並んでいたときの出来事。 ある女性の表情が忘れられない。

『夢のはじまり』 　将来のことなんて、まださっぱりわからない。 『いつか、この手できっと』 　なにかをつくりだす人になりたい。 『夢は終わらない 』 　夢を、生きる糧とする人々…

四肢が腐り堕ち死に至る奇病の少女の元に父親が買ってきたのは死神の姿をしたロボットだった。頑なだった少女は次第にロボットに心を開いていく。

アルダブラゾウガメのアルダブラ君、ある日お散歩していると動物園の入り口が開いているのに気づきます。 ライオンや豚に相談しますが、みんなに無理だと言われますが、ちょっと言ってくると…

　二人の息子を持つ父親である晴之は、亡くなった妻・円花を今も想っていた。母親の不在に寂しさを感じていた息子たちを連れて行った博物館で起きた奇跡と、円花の想いとは。喪失を乗り越えて…

　絵本を想定した童話。 　節分の日。絵が得意だが少し臆病なゆうちゃんの幼稚園にもオニがやってくる。おびえたゆうちゃんは、自分が描いていたオニのお面をとっさにかぶってオニのふりをし…

同一テーマに基づく連作短編です。 「御伽噺」 それはありきたりな御伽噺。理なき世界に怯え、閉じこもるわたしの前に現れたのは？ 「白昼夢」 その店の名前は白昼夢といった。早熟な…

犬よりお金も手間もかからない。そんな理由で、ペットとして大流行の猫。ネコノミクスなんていう単語も生まれるほどだけど……ブームの裏には隠れた暗闇がある。 毎年、子猫を含めて２万匹…

死ねば異世界へ行ける。 だから俺は死んだ。 異世界へ行けば英雄だ何だと慕われて、美少女たちにちやほやされて、幸せになれる。 しかし、そのためにはチート能力が必要だ。それなのに、…

シンデレラは将来自分のレストランを開くことを夢見ていた。 だからシンデレラは魔女にお願いして舞踏会の開かれるお城へ。舞踏会で出される料理を作る、お城の厨房へと連れて行ってもらうの…

「あたしを魔女の楽園へ連れて行って！」 「それ、金になるの？」 超抜級の錬金術師　ヘルメス・サギシトリマス。 彼は天才的な錬金術師でありながら、ほとんど詐欺まがいの商売で日銭…

その日、勇者兄妹が旅立ちの時を迎えた。 一方、町外れの由緒ある酒場では彼らの仲間にしてもらおうと、各職の男たちが何やら準備を整えて待ち構えていたのだった……。