「万人向け/万人向け？ カクヨムオンリー」を含む小説

人は何かに属さないと生きていけないのだろうか。 属することの息苦しさに折り合いをつけながら、人は心の安定を求めるのだろうか。 属することは、本当に幸せなことなのだろうか。 複…

六本木のオフィスに勤務する派遣社員「早瀬まどか」 残業で遅くなったある日 彼女はエレベーターで「憧れの彼」と乗り合わせる 密室で二人きりの状態 それは、まさに神様が与えてくれ…

一月全体を通してみると１日足りとて同じ日はないのに、その月になれば必ず咲く花がある。 そんな月毎の花と、猫と、登場人物たちのオムニバスストーリー。

「以上で委員会を終了します」 凛とすまし、メガネを一度触るとあたりに誰もいなくなったかを確認する。 すると、頬にギザギザの赤クレヨンをチークして、一つの本を取り出した。 「ここで…

自殺しようとした主人公とそれを助けた天使のお話です。 ほぼ会話形式で書いているのでサクサク読み進められるのではないかと思います。 （原案は友人のK氏からいただきました）

　僕は昔『ヒーロー』というものに憧れていた。 　それこそ、日曜の朝にテレビでやっているような、強きを挫き、弱きを助ける『ヒーロー』に、年相応の男の子らしく憧れていた。 　それは自…

素晴らしい完成品が私の眼の前に並ぶ。どれも形も大きさも均等で完璧な球体だ。顧客のニーズに合った素晴らしい完成品だ。 ※ジャンルはここで良いのか。自信ないです。

【提起（本文に入る前にお読みください）】 こんにちの社会、特にネット社会における討論（ディベート）の必要性は明らかである。 しかし、日本における義務教育での討論の指導――進め方や…

ネットで見つけた光る本。 普通買わないだろう本を買ってきた親友と私の日常。 高校生ってこんな感じだよね。 この作品は、伽藍様主催の『第１回temple交流企画』に参加していま…

　かつて俺は、作家を目指していた。 　――なんて、カッコいいもんじゃない。「作家を夢見ていた」ってあたりが、ちょうどいい感じだ。 　そんな俺が、夜更かし次男の部屋で見たものは、…

以前、とある短編公募のお題がおもしろそうで書きました。 そのお題とは、「。」です。 4000字以内で、サクッと読めるものになっております。 ゲーム的なファンタジー世界のコメデ…

０年後、高校生の彼女は放課後の教室で彼からの告白を待っている。 １０年後、主婦の彼女は夕方の家で大事な秘密を夫に告げるのを心待ちにしている。 ２０年後、殺人犯の彼女は黄昏時の取調…

ある日、一人の妖精にもう一人の仲間ができました。 助け合うことの素晴らしさを知ることのできた妖精たちは、その『ありがとう』の気持ちを広めるため、もっと多くの妖精を集めて町を作るこ…

「なぜ村人は自宅から物を持ち出されても何も言わないの？」 「なぜ王様がくれる支度金はあんなに安いの？」 RPGをプレイしていて、一度は思ったことがあるだろう数々の疑問。 この作…

４月は出会いと別れの季節。 良い出会いもあれば、悪い出会いもある。 友人がネズミになった時、あなたならどんな反応をしますか？ この話は決して他人事ではありません。 ＊この…

短編小説。 人間だから恋というものもしますし、 それで上手くいかないなんて普通だと思います。 恋心を伝えないで時だけが過ぎた、なんてこともあるはず。 それでも、人間は進まなけれ…

タイトルの通りです。 The Sneakers誌上で大塚英志の連載していた「キャラクター小説の作り方」内で、第1回から編集部にケンカを売るようにして始まった公募に応募してみたら…

テーマが同じ「要望」なだけで、続きものではありません。 一話完結なので、どこからでも読むことが出来ます。 是非、気になった話だけでも読んでいって下さい。 実際に、右上にある「要…

"私"は周りに流されるようなツマラナイ人生を送ってきた。このままで良いのかと悩んでいると、一人の女性と出会う。 彼女は私と同じようで違う。夢を叶えた人間だった。 将来に悩む人へ…

駒葉友枝は眺めていた。思考の断線ーまるで５分前に世界が誕生したかのような。 気怠さと睡魔の入り混じる鈍とした空気が管を巻いている。 淀んだ世界を解き放とうと、友枝は際へと歩み寄り…