「やりとり」を含む小説

地元でも評判の名高いカフェを再開して三年。 閉店後のお店で交わされる、私と彼女のいつものやりとり。 「あぁ本当ね。もうこんな時間……でも、これだけ終わらせてからね」 「そんなに…

　インターナショナルな時代となりました。 　いや、時空を超越して、うけとめが可能になった時代になったのです。 　過去の時空に想いを寄せることも、コアラの国で学ぶことも、アメリカの…

古典でお馴染みの『源氏物語』を読みやすくご案内します。 ネット投稿ならではの双方向のやりとりで楽しいツアーにしたいと思っています。 源氏物語５４帖のうちの抜粋した巻の【超訳…

声　耳 どうして、こんなものがあるのか。 こんなものがあるからいけないんだ。 「約束したじゃん！！！嘘つき！！！。」 「これ前言ったよね？どうして覚えてないの？」 …

仕事帰りにコーヒーを飲むため、時々立ち寄るファストフード店。そこの店員の『おおぬき』さんと私の間には、いつも必要最低限のやりとりしかない。 人々が行き交う地下街の、あちこちにある…

北海道、北海道の４月は、まだ寒く氷点下の日も多い。 そんな１９６８年４月２０日、苫小牧漁港から２人が 乗ったホッキ漁船が出港し、港に戻ろうとした時、 佐藤義之の同僚の嵐山正一（３…

僕の好きな子はいじめを受けている。 多くの人から無視され日に日に憔悴していく彼女を、僕は放っておくことができなかった。 だから、彼女にとある物を渡した。 「ワタシ文庫」という栞。…

「ちょっと話があんだけど」 「……えっ、何？　突然」 「いいからちょっと来てくれよ」 　昼休み、教室の片隅で交わされた一組の男女のやりとり。 　耳を澄ましていた佐藤《さとう》は…

締め切りの迫るホワイトデーの夜。 「良いニュースと悪いニュースがあるんだがどちらから聞きたい？」 原稿のはかどらない女性エロ漫画家がアシスタントに声をかけた。 二人のやりとりの結…

大柄剣道娘、千葉小春と、剣道部のちっこい後輩少年、中田大吉は両片思いである！ まじめで噛み合わない二人のちぐはぐなやりとりと、少し真面目に剣道。 『カクヨム3周年記念選手権～Ka…

会見場に現れた神さまと記者たちのやりとりです。神さまがやってきたこと、考え方、そして正体。 そして、神さまから突きつけられたこの言葉にどれだけの日本人が反論できるでしょうか？ 「…

一途すぎるアタックをかける彼女。それを華麗に躱す鈍感な彼のやりとりをどうぞ。

【KAC1用】掌編 電子の海が干上がってから、いくつもの年月が流れた。 コンマ一秒以下で交わされていた封書のやりとりは、いまはもう出来ない。 既読スルーなんて、先人たちは贅沢だ…

初めてメル友募集をした50歳の男性と、同世代の女性とのメールのやりとりのお話です。

「あたし」は、容色の衰えを自覚しながら身を売っている。そこへやってきた、「あたし」を思っても見なかった風に弄ぼうとする客とのやりとり。

タイムカプセルを埋めた１０年後。 １０年前の電話に連絡すると、１０年前に受信！ １０年前の自分とやりとりし始めたが……？ ↓前回の投稿↓ 『真実？嘘？の暴露監禁ゲーム』 h…

カクヨムに毎日短い小話を投稿し続けて約３ヶ月。 すこしずつ本サイトにも慣れ、顔見知りの方も増えてまいりました。 SNS的なことはリアルつながりで充分事足りているのでこれ以上特にコ…

強きが弱きを喰らう、弱肉強食の世界。それがサバンナ――かと思いきや、そのサバンナは少し変わった掟に支配されていた。 ものすごくフィクションです。 生き死にが、大変軽薄に描かれ…

【祝！1400PV突破ありがとうございます！】 「我、マジで超ウケるんですけど！」 「我を我と呼ぶな我と！」 魔王直属の呪術師が永年の研究の末に生み出した新たなる魔法、それは異…

※物語は全てフィクションです。実在する人物・事件・団体などとは関係ありません。 （概要） 現代が舞台という以外には特に共通テーマの無い雑多な短編集です。 基本的に各物語は独立…