紙と、ペンと、ひとすくいの悪意

作者 λμ

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★★★ Excellent!!!

 SNSなどの普及で、言葉だけに頼りすぎな現代の若者(……とは限らないかもしれませんが)たちの危うさを考えさせられました。
 言葉は諸刃の剣ですね。人を最高に幸せにすることもできるし、地獄の底にまで突き落とすこともできる。

 言葉で人を傷つけることのないよう、また悪意ある言葉に振り回されることのないよう、この話を読んで考えてみてほしいです。

★★★ Excellent!!!

 言葉という器に悪意を注ぎこんで人を陥れようとする人たちのお話。
 彼らは匿名の仮面を被り、言葉をナイフどころかノコギリみたく変貌させて人を傷つけることに歪んだ快楽を見いだす。
 SNS上でも頻繁に目にさせられるこの種の人々に対する深い洞察と鋭い皮肉によって、この物語は際限のない負の連鎖の一端を読者に垣間見せてくれる。
 人間の醜い一面の本質に迫り、言葉のもつ危うさについて考えさせられる作品。
 一度読むだけで鮮烈な印象を覚え、間違いなく脳ミソに焼きつく。

★★★ Excellent!!!

意地悪な言葉なんて、たくさんありますもんね…。それを形にして誰かに届ければ、その言葉を受け取った人はあっという間に傷つきます。

しかし、人を呪わば穴二つ。見事に佐藤を追い詰めたあの子も、同じ目に合うことでしょうねー。

匿名だったら何でも言っちゃってOK☆(いや絶対そんなことないですが!)な現在を風刺したようなストーリーでした。お上手!