「短編 高校生」を含む小説

高校教師の大輔は、春の早朝。通学路のそばの公園で不思議な女子生徒に出会う。 それから、夢を見るようになった大輔は、桜舞い散る夜の公園でその生徒と再び邂逅する。

交差点で見かける、他校の男子高校生。 想い続けるだけの毎日を、弟が引っ掻き回す。 その羽は、天使？　悪魔？

同じ美術部の彼女、豊峰は独創的な絵を描いていた。 平凡な風景画を描く僕は彼女の絵を忘れることができない。 どうして僕はこの絵を描き始めたのだろう。 彼女は言う。私は好きな絵を描い…

『世界は実は五分前に始まったのかもしれない』 そんな世界五分前仮説を知ってからというもの、それを口実に苦手だった人付き合いを諦め、またそのことを理由に勉学に努力する変わり者の女…

カップ麺ができるまでの5分間。 それがこの2年間、わたしにとって、何よりも幸せな時間だった。

女の子とやましい行為を行いたい、その一心で催眠術を習得した高校生、心我 才悟(こころが さいご) 友人相手の試験催眠を終え、いざ催眠を行わんとした才悟の前に立ち塞がったのは才悟の…

彼氏が遠く離れた大学に進学することに決まった女の子の、心の葛藤を描いた物語

　小・中と同じ路を歩いていた所澤 凪津と長本 正二は、高校でも同じ路を歩くことになる。学校では余り交流がない2人だが、休日には何か理由を付けて一緒に遊んでいた。16歳、高校生とい…

”好き”って言うのなんて、カンタンでしょ。 いつだって、何にだって言ってるし。 そんなに特別なこと？　”好き”って。 分かんないな、その気持ち。 初めての恋愛物です。 …

この先、そんな遠くない未来。 人類が居住できる惑星を探している人類は 生き残りをかけて、若者を今日も宇宙へと送り出す。 生きて帰る保証などどこにもない。 谷崎遥、浅野美里はお…

誰も居ない校舎裏で『好きです！』と告白の練習をする倉田。 それを意中の相手である桃井さんに見られてしまい……。

　突然だが今、僕の視界には幽霊が存在している。 　少し肌寒くなってきた夜更けの通学路に、唐突に現れた。 　生まれてこの方幽霊なんて存在を目の当たりにしたことはなかったけれど、宙に…

三ヶ月前からみなみ塾という小さな塾に入ってきた水川さん。 みなみ塾には高校生が二人しかおらず、いつも水川さんと二人っきりで、僕は可愛くて元気で負けず嫌いで努力家な彼女にどんどんと…

初めて書いた短編になります。 事故に遭い眠り続ける“彼” その彼が目覚めるのを待ち続ける“彼女”

高校からアパートで一人暮らしをしていた香山 橋夜は、極々普通の生活をしていた。 そんな中、お隣に引っ越してきた大学生の樋口 凛と出会った。 そして、橋夜と凛は付き合い始めた。 …

夕暮れ。『かごめかごめ』の歌が聞こえる。 私の周囲をクルクル回り、背後に立つ彼女。 そして、どこか懐かしい声で、私は問いかけられる。 うしろのしょうめんだぁ～れ、と。 …

５分で読書　『想いが通じる５分前(恋愛)』応募作です。 ずっと兄のように慕っていたお兄さん。 母子家庭で育った少女の家庭教師をして、小さな頃から見守っていた彼。 そんな彼と、…

高校の管弦楽部に所属するヴァイオリンパートの俺と七海(なつみ)の話。 七海は天才だった、誰よりも――

幼い頃から仲良しの六人組も高校三年生。 卒業後はバラバラになってしまうけど、ずっと友達でいよう、そう思っていた。 文化祭の準備で遅くなった放課後、帰宅途中でふと誰かがいった。 「…

ある日の放課後、部活をさぼった私は一人で勉強している先輩を見つける。 「無愛想」と評判の元美術部部長、私の好きな人。 カップ麺を待つ五分を休憩時間にしているという先輩。 この五分…