「終わりじゃん」を含む小説

【１２月２０日　富士見ファンタジア文庫様より書籍化！　※書籍版は大幅に改稿しているため、ネット版の本作とはかなり内容が異なります】 「ナインくん……。結局、誰もパーティーを組ん…

いつも無気力だった。 何をやっても上手くいかず、いつしか自分に何も期待しなくなっていた。 ただ一日を何となく生きる毎日。 今日と言う日がまたやって来た。深い溜息から1日が始まる。…

「そうさね。あれは五十と余年も昔のこと。毒を喰ろうた娘がいたのさ。それが世界の終わりの始まりだったんだよ――」 　女が語って聞かせるは、おろかな娘の物語。そして世界を襲う痛烈な…

思いついた言葉を並べるだけ。誰かの閃きに繋がれたらと願います。 さぁ、承認欲求を満たすのだ！

2018〜2019年の終わり頃までの詩が掲載された詩集。 既出の詩が７篇、書き下ろし14篇の計21遍あります。 ※書き下ろしはいくつか非公開にしています

　(2023.11.1記　第２部は非公開化しました。コメントを書いていただいた方には申し訳なく想いますが。 2023.8.23記　第２部は１０月末以降に非公開化します。理由は単純…

水森綾の秘密は不眠症であること。先輩の橋月翔が綾を庇って交通事故に遭ったことに耐えきれず睡眠薬を飲んだ綾は夢の中で、「ユキタ」と名乗る兎頭の少年に出会う。その上案山子にされた翔を…

――世界の果ての薄明に、 白く小さな復讐の花が咲く――。 山間部でサボテンが異常繁殖していることを除けば、どこにでもあるありふれた街、藤見原市。 「自由研究ってわけじゃあな…

ちょっとしたことで私は妻を亡くした。その時私は知ったのだ、妻の一番美しい姿を。それは頭だけになった姿だ。 頭だけになった妻との生活は幸せに満ちていた。だが、その幸せは一夜によって…

ここではない何処か「居坂」。そこは、不思議な力「魔名（まな）」が人々とその生活に広く浸透している世界。 ある少女がいた。少女は「魔名」を与えられることがなかった。「魔名」を授けて…

【完結しました☆】 高校二年生の夏野陽菜は片思いをしていた。入学式の時、ほんの些細なやり取りをキッカケにずっと思い続けている。 しかし片思いの彼、森藤悠太は、月曜日になると記憶…

新潟県は越後湯沢にある、「ホテル雪椿」。 雪深い町の寒い冬に、人々は様々な思いを抱えてやってくる。 その全ての思いが報われますように。 わたしたちは今日も、心を込めてお出迎え…

闇から現れて地上を蹂躙した大魔王ゼロスがついに、勇者によって討伐された。 「だが、大魔王を殺したのは本当に勇者だったのか？」 もし勇者でなければ、絶大な力を誇る魔王を殺せたのは…

女子高生が廃墟で出会ったのは、謎の幻獣。 滅びゆく世界の終わり際に、少女の命が煌めきを放つ。 （2020年3月制作）

剣も、魔法も、モンスターも登場しない、ファンタジー短編小説。

　『この夜を越えて　君に会いに行く』 　流れ星が降り注ぐ　太陽が歌い月が描く 　街はいつも残酷で　それでも願いは流れてる 　拝み憧る媚びる感情を　憎み妬んでいたけれど　 …

　ある日、主人公・秋宮薪は完璧（天然）美少女・清水楓に告白する。 　しかし結果は惨敗。薪は自分とは到底釣り合わない相手だったんだと思うようにするも、やはり寂しさと悲しさとが心に混…

離婚により、父方に引き取られた優秀で容姿に恵まれた妹・紬。 母方に引き取られた没個性の兄・ちさと。 ある日、高校生の白部ちさとの左腕に、［ブラッククロー］と巷で噂される怪物が棲…

　S級冒険者PT『明日への靴』を追放された剣士、キタ。 　彼は追放された後、魔王を倒して王都に帰還した幼馴染の女勇者カイニと再会し、和やかに旧交を温める。 　戦いは終わり、平和な…

夕暮れ時。少年アルバスは母のために花冠を作りに山へ上り空を飛ぶ。 原体験を胸に成長した少年は、国王となりある決断を下す。 その決断とは……。