「恋 秋」を含む小説

秋霖の季節、2つ上の幼馴染である璃音と、思わぬ再会をする奏太。 雨が好きだと言って笑っていた彼女が、びしょ濡れになりながら、泣いていた。 ただならぬ璃音の様子に、心揺れる奏太。 …

☆ビーズログ文庫にて書籍化、単行本発売中です！ https://kakuyomu.jp/publication/entry/2020051501 「失恋した。この気持ちは聖良ち…

過去の恋を払拭できずにいる主人公は秋になると思い出す。 君のその鮸膠も無い表情を。 ＊超短編です。

会社からの帰り道、車のラジオから流れてきたギターのイントロを耳にした私は気がつくと楽器屋の前に立っていた。 初めて買ったギターに初めて触れた男のお話です。

これは一人の少女と一人の女性による、ささやかな出会いと淡い恋の物語。 ※こちらは五月雨葉月/姫宮煌輝様（@samidare_hazuki）主催の百合アンソロジー【Innoce…

無償の愛。それは究極の愛のカタチ。 けれど私達はそれを選ばない。 恋や夢の為、時に人を傷つけて、時に後悔しそうになって、時に諦められなくて——。 そうして生きた、六年間の成長と…

僕の初恋のきっかけは、一冊の小説だった。 これはDISCORD文芸部の秋企画2018『読書の秋』用に書かれたものです。他の参加作品もぜひお楽しみください。

　堅物の朴念仁、化野幸一が一目惚れの恋をした。 　その相手は神社にいた巫女姿の彼女。・・・しかし、その正体がわからない。クラスメイトの誰かということはわかっているのだが、その恋の…

美大生の青年。月下秋斗(ツキシタアキト)は、生まれつき顔に消えない痣がある。 その為秋斗は、大学生になるまで人との関りを避けて生きてきた。 だが、同じ大学のＯＢである天才画家。月…

秀才佳乃と天然花乃、双子の恋のお話・後編。 ドラマや少女漫画に憧れながらも、「恋」を知らずに育った花乃。そんな彼女の前に颯爽と現れた憧れの王子様。だがその正体は、あろうことか二重…

自慢じゃないけど成績はいい方なのに、どうしても祐人に勝てない！とか思ってたら、なぜかその祐人が家庭教師にやって来ました。 お菓子につられがちな秋奈が無表情な祐人に勉強を教わったり…

平凡な少年・秋宮茉莉は、好奇心で異世界に繋がるおまじないを試したところ、本当に異世界に通じてしまい――

《大正後期〜昭和初期》 　新しいもの好きがゆえ、ときに“破天荒”と称される秋瀬夏南汰は、中性的な容姿に似合わない程の並々ならぬ野心を持った男子である。 　やがてある風潮を変…

僕は昔から、主に女の子といい感じになりそうなときなんかに、目の前に選択肢が出現することがある。 ある日、あまりにも間違った選択肢を選び続ける僕に業を煮やしたのか、選択肢は美少女に…

まるで、金木犀のような人。 その青年に出会った時、十六歳の少女はそう思った。 「人が恋に落ちるのに、理由なんていらないでしょ」 恋をした。ただそれだけだった。 あの秋の日、…

ボーイズラブ作品です。 ※性描写がありますので、苦手な方はご注意ください。 昔脚光を浴びたやる気のない作家、堂舘伊与。 堂舘に憧れて出版社に勤務している、秋芳和。 恋に臆病な二…

　アイドルのような甘い顔立ち、高い身長、均整のとれた身体。本人の知らない所でファンクラブまで出来ている秋。そんな秋が初めて恋に落ちたのは、他人に興味のない、絵ばかり描いているクラ…

　年下の帝の「お守り」としての役割を自ら選んで入内した晶子。 　母の恋の顛末に傷ついた晶子は、帝が出生の秘密に傷つき苦悩していることに気づき、自分が帝を愛していることに気づきます…

小学１年生、ひとりぼっちの私を助けてくれた君に、恋をした。 高校で、再会をした。嬉しかった。 私を覚えていてくれた。嬉しかった。 でも、手遅れだったんだ—— ＊ 私と、君…

田舎でも都会でもないところで、ただ平凡な日常を送っている女子高生、「私」の物語。 そんな「私」がある日、初めて誰かを好きになった。 好きな人ができると、今までの平凡な日常の私の世…