僕の選択肢が標ちゃん一択になった件

僕は昔から、主に女の子といい感じになりそうなときなんかに、目の前に選択肢が出現することがある。
ある日、あまりにも間違った選択肢を選び続ける僕に業を煮やしたのか、選択肢は美少女に姿を変えて僕の前に現れた。

「では、私が――標が力になります！　恋愛ベタな秋太を、ハッピーエンドに導いてあげましょう！」

彼女と一緒なら、僕はヒロインを攻略できる――
これはそんな僕たちの、ちょっぴり不思議な、恋と勇気の物語。