「現代 怪異」を含む小説

ちょっとした非日常と、大正文学テイストのオチあり小話です。現代なのに古臭い、そんな雰囲気を目指して書きました。 落語や講談、そういうぱっと読める一作です。

高校二年生の「おれ」は小説家の叔父のもとでアルバイトをしている。一学期の終業式の日、アルバイトに行くと、SNSに投稿された不気味な声に着想を得た叔父から作品のネタ集めを手伝ってほ…

【　怪異　】 西暦２０００年代末期に突如発生した、超自然的現象や未知の生物等に対する災害の総称。 初観測時、人類は抗う術を持たず、超自然的現象の天災の前には為すすべなく被災し、未…

　朝までの当直を行う当番が回ってきた水卜は、有給休暇を使って休んでいる流音の代わりの狐二宮・楠コンビと共に勤務する中、狐二宮から局員の間で話題になっているとある年老いた猫の話をそ…

禁断の魔導書『妖蛆の秘密』の著者ルートヴィヒ・プリンの末裔にして現代の魔女、ソーニャ・葉月・プリン十七歳は現在、ゆえあって年上の従兄、安部蔵人の元に居候している。若い二人が一つ屋…

　猫目町三丁目のコンビニに来るお客さんから日々の糧を頂いて生活する猫ハネケの日常。中学生の風守結菜（かざもりゆいな）という道術士と共に、日夜、猫目町の夜のあやかしを退治している。…

砂鳥冷夏（さとり・れいか）は都市伝説の怪異である。 なぜか異世界転移してしまった冷夏は、ファンタジー世界で２人の女冒険者たちと出会う。 ファンタジー世界のモンスターたちと現代世界…

都市伝説が恋をしたって、いいじゃない 　 この世界には『怪異』が存在する ひとびとのウワサ話でしかなかった情報が具現化した『怪異』が ベッドの下男、怪人アンサー、人面犬、…

【完結済】【全編改定完了】 ちっちゃい頃に助けてもらった恩人である退魔師の下に押しかけて弟子入りしちゃう巫女のお話。 ［主人公①］神耶尚斗 … とある事件を切欠に「政府の犬」「…

妖狐とは人を惑わす神通力を持つ不老の怪異。江戸時代後期、図らず妖狐となった信濃玲子は自らの境遇を打ち明けられないまま現代まで孤独な生活を余儀なくされていた。しかしながら、人の心と…

※ネタバレ注意　 「キャラクター設定」 ・天間葉月　　異世界に憧れる12歳の女の子。学校ではオタクであることを隠している大人しい性格だが、本来は明るい性格。実は不思議な力を持っ…

"タタミちゃん"は都市伝説である。 突然やってきて、どんなものでも畳んでくれる。 敷きっぱなしの布団でも、干したは良いが畳むのが面倒くさくて取り込んだあと放置した洗濯物の山でも、…

最初はホラーとして書いたのですが、最終的にキャラ文芸的な方向性に曲がってしまった作品です。 改善点があれば是非ご鞭撻をよろしくお願いします。

「で、英玲奈ちゃんには言ったわけ？好きですって」 　藤根宮小学校の七不思議は、何故かその殆どが可愛いおまじないで占められている。 　小学生の弟・燕の恋愛成就のため、彼に恋のおま…

本作品は、第10回角川文庫キャラクター小説大賞に応募しています。 本作は「小説家になろう」さんでも、宙色紅葉という名前で連載しています。 また、続編があるためシリーズとしてまと…

霊を視て祓える二階と、霊がまったく見えない藤田。 なんでも屋に勤める二人が霊を祓ったり祓わなかったりするお話です。 ホラーミステリバディもの。 第一話：心霊案件限定でコンビを組…

　怪異調査員として世界中を飛び回る、シスター・ユリア。彼女はバチカン市国から派遣され、様々な怪異を調査する。 　しかし真正面から怪異と向き合うことは、現代社会では難しい。所属組…

この世は常に怪異によって脅かされている。あやかし、幻獣、妖怪、邪神──。 それらと日夜戦い続ける者達がいる。世界の平和を守るべく、『組織』に所属する能力者達だ。 組織の構成員であ…

普通とは何か考えたことはあるだろうか。そして、自分の思っている普通が何処にいても通じると思うのか。これは、所謂普通から外れてしまった者たちの物語。