概要
金髪ツインテ魔女とモフモフ猫が無双するクトゥルー神話×同居ラブコメ!!
禁断の魔導書『妖蛆の秘密』の著者ルートヴィヒ・プリンの末裔にして現代の魔女、ソーニャ・葉月・プリン十七歳は現在、ゆえあって年上の従兄、安部蔵人の元に居候している。若い二人が一つ屋根の下、何も起きないわけもなく……。
クトゥルー神話の神々やその他怪異に勇気とメイスで立ち向かう、現代バトルファンタジーラブコメ登場!
・第一話。「猫神の召喚者」安部蔵人は従妹のたっての願いで春のバステト祭りなる奇祭への参加を余儀なくされる。地下の秘密の祭祀場で彼が目にしたのはある意味において最も恐ろしい存在だった。
・第二話。「秘宝館の恐怖」蔵人とソーニャは南の島のリゾートホテルに泊まることに。贅を凝らしたアミューズメントを楽しむ二人には、〈壁の向こうの神〉イゴーロナクの魔手が密かに迫っていた(初出:グランドホ
クトゥルー神話の神々やその他怪異に勇気とメイスで立ち向かう、現代バトルファンタジーラブコメ登場!
・第一話。「猫神の召喚者」安部蔵人は従妹のたっての願いで春のバステト祭りなる奇祭への参加を余儀なくされる。地下の秘密の祭祀場で彼が目にしたのはある意味において最も恐ろしい存在だった。
・第二話。「秘宝館の恐怖」蔵人とソーニャは南の島のリゾートホテルに泊まることに。贅を凝らしたアミューズメントを楽しむ二人には、〈壁の向こうの神〉イゴーロナクの魔手が密かに迫っていた(初出:グランドホ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「クトゥルー+アクション」は苦手……という方も、どうかご一読!
バステトの巫女にして古き魔術師の系譜を受け継ぐ少女、ソーニャ・葉月・プリンを主人公とするクトゥルー・アクション物語。
クトゥルー・アクション物というと、「クトゥルー」と「アクション」の噛み合わせが悪かったり、とくに後者が前者を食ってしまった結果ただのアクション物になってしまったりと匙加減がむずかしいことが度々見られますが、本作はその例外。
アクション物の顛末を楽しみながら、同時に、世界の影に満ちる暗澹たる恐怖の存在を味わうことができます。
それを実現しているのが、非常に緻密な描写。舞台も情景も、キャラクターについても描かれていて、物語の世界に入ってゆくことができます。
それをさら…続きを読む