「#赤」を含む小説

【男1：女1】狂気系台本。 所要時間目安：10分以内 政略結婚を迫られたヴィンセンティア王国の王子は、婚約者である隣国の姫君と初対面を遂げる...。 王子♂ ヴィンセンティア…

「赤いものを追っていく」 そう、昼食のケチャップで左胸を汚した君は言う。いいから早く洗いなよ。 私たちは、「赤」を探して自転車をこぐ。ちょっぴりおどけた、夏の京都のラブストーリー…

「俺」は魂を揺さぶる音を求めて真っ赤なギターを手に入れる。その魂を揺さぶる音までも手に入れた。そして最後もまた「赤」に辿り着く。 ギタリストにしかわからない楽屋落ち的ショート・…

僕の日課は、孤高の女子高生、東陶子の生活を 十メートル後ろから見守ること。 かつて家庭崩壊を経験した陶子は 絆や愛というものを目の当たりにすると、 そのストレスからある行動をと…

　赤く染まった視界は、男から全てを奪った人間の姿しか見えないのか？ 　男は、全てを奪われた日を忘れない。 　左目の視界が赤く染まってしまった日。全てを諦めて、全てを求めた日。…

喫茶『花田屋』で親の手伝いとして働く花田由美は様々な人との出会いを経て自分の人生を見つめなおす。 「喫茶『花田屋』へようこそ！」「ヒガンバナは貴女の手に咲く」「海賊たちの声」の三…

人を喰らう赤薔薇の奇病カニバルブーケ。それは魔女ブージャムの呪いと噂されていた。 育ての親を亡くし、伝手を頼って極彩の都と謳われる王都アルバへ越すこととなった青年セス。 薔薇にし…

「――他に求めることなど何もない、そう思っていた」 　席についた男は、この言葉を最後に黙り込んでしまった。 　血赤の瞳を諦念で染め、彼は背筋を伸ばして座っている。 　こちらの…

北方の軍事帝国ゾライユの帝都で、娼婦の子として育ったヴェルヴィオイ。 拉致され目覚めた見知らぬ場所で、少年は驚愕の出生を知る。 しかし事実はうやむやにされたまま、皇帝エクスカリ…

知らない場所に行くだとか、 慣れないことをするだとか。 一人でやるとこわいけれど、 みんなでやればこわくない。 そうでしょう？ そういうものでしょう？私達って。

《火水　風土（ひみずかざと）》は、召喚士の養成学校に通っていた。 召喚が出来ない男、として苛め抜かれた男が唯一掴んだチャンス。 召喚力増幅装置によって無理やり召喚したモノは……え…

さやかは今日も海に来ました。 夕日に染まる海が好きでした。

空は青色だと皆は言った。 雲は純白だと誰かが言った。 稲穂は金色だと誰かが言った。 生い茂る麦畑も同じく金色だと言った。 山は緑で土は茶色。 水は透明で海は青。 …

主人公は助かります。 もとはラストが、ダメでした。 書き直しまして、今の感じです。

赤首山賊氏（1810〜1945）の備忘録。彼のアイデア、思想の外部記憶装置でもあり啓発的な要素も含む事もアリ。（なんでお前に啓発されないかんのじゃいと客観的に見て思う）なんかおも…

何気なく入ったアカペラサークル。そこに前世からの出逢いを約束された人がいた。 生まれ変わってもまた出逢える。歌い続けている限り。声の届く限り― 【あらすじ】 大学三年の春、氷川…

王道武道系異世界ファンタジー！ 相手の殺気を視覚的に捉えて攻撃を先読みできる少女スグと、 あらゆる技を模倣する「守りのリュウ」。 二人は身分の壁を超えて将軍への道を駆け抜ける――…

〝我を捕らえよ！〟 　突如太陽系外から飛び込んできた謎の超高速異星船は複数言語でそう発信し、まるで地球人を誘うように太陽系内を飛び回り始める。 　秘密裏に出動する各国の捕獲部隊、…

誰でも抱えているような問題だけを抱いてただ日々を過ごす高校生――遠野慎はクリスマス二日前の朝に奇妙な夢を見る。そして、夢の中で出会った白髪赤眼の美少女――シビュラが実際に慎の目の…