「都市伝説」を含む小説

黒木あるじ「怪談女」（『幽』vol.13「怪談実話コロシアム」より抜粋） 中山市朗　「怪談狩り　自衛隊怪談」（『幽』vol.25より抜粋） 安曇潤平「典子ちゃん」（『幽』vol.…

雨の夜道…背後に『サカサカ』という物音が聞こえたら…

「久しぶりね、高橋君」 曲がり角を曲がった先の異世界で、曲道まち子は淡々とそう言った。 まち子はなぜ異世界にいるのか。この世界との関係とは。異世界だけにある秘密とは何か。

魂の重さは２１グラムだという説がある。 投資に失敗して有り金全部を失い壮絶な爆死を遂げた時、 魂の抜けた投資家の体重が２１グラム軽くなるという都市伝説だ。 ２００８年初頭、身…

【あらすじ】 近頃、ある都市伝説が世間を騒がせていた。 通称『NISEMONO』。 ねぇ、知っている――？ 知らないあいだに入れ替わるんだって、本物と偽物が。 それでね。偽物…

小学生の間では度々、他愛もない怖い話がまるで本当にあったように語られる。 それを聞いた大人たちは鼻で嗤った後に、それを現実ではないと言って否定して原因を現実にありそうな事柄に求め…

棺桶図書館の司書。それは死神の加護を受けた、死にゆく物を『｜遺品《カタチ》』に変える者。 死の間際に現れる異世界にあって都市伝説の彼ら。だが、想い人の『|遺品《カタチ》』を残して…

どっちかというとアンバランスという意味のホラー作品集です。 都市伝説っぽいものが書けたらいいなと思います。 主に人の心のヘンな感じのところをちょっとコミカルに、薄く描けたらと思い…

カウンセラー奈美。 開業したクリニックには、なぜか人外のモノがやってくる。 ある意味、ここが都市伝説の中心さ。

とある都内にある「旧堺トンネル」にはこんな都市伝説があった。「午前四時四十四分に入ると現世から抜け出せなくなる」と。 ある過去がきっかけで自堕落な日々を送っていた大学生、遠坂(…

口裂け女は誰もが知っている都市伝説だ。 マスクをしている口が裂けた女性。だけどみんなはそんな彼女の事を本当に知っているんだろうか？ １００ｍを６秒で走る事や空中に浮くことが出…

闇夜(アンヤ) ・怪談蒐集家・語り部。オカルトマニアの間では都市伝説化していて、口コミやネットで囁かれている。年齢・性別不明。謎多き人物。 闇夜の元には、怖い話を聞きにいく者…

　 　冬の北海道室蘭の踏み切りで女子高生が列車に撥ねられて上半身と下半身とに切断されたが、あまりの寒さに切断部分が凍結してしばらく生きていたという。 　この話を聞いた人の所には…

ウンコが漏れそうな主人公が人気の少ないトイレに入ってウンコする話です。 ウンコって単語が沢山出てくるので、そういうのが苦手な人は気を付けてください。 あと、質問なんですけど今で…

　メリーさんって知ってる？ 　少女が引越しの際に古くなった外国製の人形を捨てていく。 　その夜、電話がかかってくるんだ。 　「あたしメリーさん。今ゴミ捨て場にいるの…」 　電…

私の父方の祖母は終生、一体の小さな観音像を大切に祀っていた。 この観音像は、不思議ないきさつで祖母のもとへやってきた。祖母の家の床下から、掘り出されたものなのだ。オカルトブーム最…

2014年、茨城県。 県内の私立校に通う高加　索（たかくわ　さく）と幼馴染みの加賀瀬　美佳（かがせ　みか）は、ある日突如として、学校で噂されている水死者の怪異『ヒル人間』に襲われ…

この物語は……まぁ、言わないほうがいいか。 どこまでが本当で、どこまでが嘘か想像してみてください。