都市伝説よりも現実に

Take200

夢の無い話

 夢の無い話になってしまいますが,都市伝説ってよく考えたらあり得ない話ばかりなワケです.


 例えば,飲食店でバイトをしているからわかるんですが…某有名ハンバーガーチェーンの肉はミ〇ズとかネ〇ミの肉を使っているという都市伝説がありますね.


 この都市伝説,嫌な考え方をすると,ライバル店が少しでも自分たちに客を寄せるために仕組んだハナシかもしれません…もちろんそんなことはあり得んわけです.


 〇ミズなら,ハンバーグになる量を集めるのは大変です.養殖のミミ〇は釣り餌として1パック20匹くらい300円で販売されています.これではハンバーグの1/4にも占める量にはならないでしょう.そもそも,ミ〇ズには表面に硬い毛があり,その処理が大変です.

 更に,奴らはエサとして土を食べるようなものなので(正確に言うと違いますが),その処理もしないとマトモに食べることすらできないでしょう.

 もちろん,天然のものを集めるのはもっと大変です.あなたのおうちの庭の土をひっくり返したってミ〇ズはあまり出てこないでしょう?

 ネズミも同じです.肉の量に対して骨の処理が面倒だしね…


両者とも使用するには丁寧かつ確実な下処理が必要です.


 そう考えると,畜産技術が確立されて,生産者も流通量も多い牛で作った方が大量生産も可能で,価格も安くできるのは当然でしょう.


むしろ牛以外の肉の方が美味しくて安全って場合もあり得るかもしれません.





 さて,何が言いたいかというと,料理屋でそんな全く別の材料を使ったりするような大それたことはバレるんです.企業イメージも悪くなるし,逮捕者も大勢出ます.


しかし,誤差の範囲だったら気が付かないことが多いんですよね.


 例えば,世の中には頭がおかしい人がたくさんいますが…その中の1つに他人に嫌がらせしないと体調不良になるって人がいます.


 正直,社会に居てほしくない人間ですが,そんな人もさすがに日常生活表面に出すことは少ないです.出す人は今頃刑務所でしょう.

 そんな人が意外と厄介なワケですね.


 さて,余談はここまでとしましょう.


 つまり微量だったら味も全く変わらないし気が付かないわけでね.もちろん微量でも有毒なものがありますし,そんなものを入れたら犯罪です.ヒトを傷つけてはだめです.


 しかし,生物である以上は一切,全く毒ではない物質はそもそもないです.水も飲みすぎると中毒になりますし適量ですね適量.


 そんなわけで,おそらくちょっとなら全く毒ではないけれど,入れられたらいやなものってあるでしょう?具体例は辞めておきますが…


 つまり何が言いたいかというと,そんなことを考えている人間は意外と身近にいるものですよ…

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