「キャラクター文庫」を含む小説

複雑な過去を持つ女子高生の斉木由佳は毎日のように病院へ通っていた。もう十年以上目を覚まさない兄の見舞いへ行くために。 そこで出会った一人の男性、青柳穂紬はある不思議な能力を持っ…

月ヶ瀬菜乃花は、経理の専門学校を卒業してから毎日、朝から晩まで社畜のように働いている。 そんな菜乃花の生き甲斐は、乙女ゲームをやる事だった。 しかし、菜乃花が好きになる推しキャラ…

「で、英玲奈ちゃんには言ったわけ？好きですって」 　藤根宮小学校の七不思議は、何故かその殆どが可愛いおまじないで占められている。 　小学生の弟・燕の恋愛成就のため、彼に恋のおま…

本作品は、第10回角川文庫キャラクター小説大賞に応募しています。 本作は「小説家になろう」さんでも、宙色紅葉という名前で連載しています。 また、続編があるためシリーズとしてまと…

【第８回 角川文庫キャラクター小説大賞〈大賞〉＆〈読者賞〉ダブル受賞作！】 時は５代将軍・徳川綱吉公亡きあとの江戸時代。 男勝りで正義感あふれる武家の女・菊乃（きくの） は、病…

慎司達は修学旅行で京都へ。華月は家の事情で不参加となるが、西の地では何やら不穏な動きが...。

少年ホヨが伝説の「金の木」を探すため、長年居住していた小さな島を出発し、冒険の途中で草津とフィルの2人が仲間に加わりました。 神秘的な霊士になるため、3人は共に「霊門」という霊…

大阪の郊外、厳原に住んでいるカズキと申します。府の大木がある古い丘によく行きます。 ある日、僕の人生でこんなに重要な存在になるとは思ってもみなかった女の子に出会いました。彼女に…

　かつて、伊邪那岐と伊邪那美から数多の神々が生まれた。 　その影で、二人の愛を嫉妬する神がいた。 　名を伊魔那美。 　 　成就することのない愛に絶望した彼女は自ら命を絶つことを選…

田舎に住む祖母に引き取られて引っ越してきた佐々木野雪丸。 両親の死と新しい環境への適応に不安を感じていた雪丸が出会ったのは、隣の家の謎の好青年。 なんとその好青年の正体は陰陽師だ…

オカルト好きな女子高生の“先輩”とその先輩を愛してやまない“僕”。 春休みも半ばにさしかかった、ある嵐の夜。 先輩は僕の家に死体を担いでやってきた。 ※書いているうちに乾燥わか…

リサは帰宅ラッシュでごった返すプラットホームの階段を昇っていた｡ しかし駆け込み乗車目的の女に体当たりをされ､不運の死を遂げてしまう｡ だがそれは世界の｢監視｣を怠って居眠りした…

「ここはお話しを聞くだけです。私に何かしら話して欲しい時は言って下さい。ただし一切の責任は請け負いません。タイムリミットは初回は十分です。アラームが鳴ったら途中でも切り上げていた…

※毎週木曜夜ごろ連載開始です！更新回数は変更になることもあります 一部残虐、R15のシーンあり。 高校卒業まで問題児だったが首席で警察学校を卒業した冬月シバ。 そしていくつかの…

高梁国の暗殺組織〈赤釵〉に属していた道士の夜静は、部下が自殺したことによって自分の在り方に疑問を抱き、〈赤釵〉から抜けようと決意する。脱退したことで身体は不自由になるが、余生は旅…

【第９回角川文庫キャラクター小説大賞　最終選考作品】 人よりも高い知能と技術を持つ魔物と、病により50年ほどしか生きられない人間が共存する世界。 貧民街の旧市街に、住民の心に灯…

フローラとオリガは『グリーンヒル孤児院』で暮らす女の子。 ある日、卒業生のペギーが訪れたが彼女は親しいふたりのことを覚えてはいなかった。顔はそっくりなのに、まるで別人。やがてフロ…

　クロトは親の顔を知らない。 　物心のついた時には育ての親であるネロ叔父さん、ミオ叔母さんと農作業をしながら暮らしていた。 　だが、魔族に世界各地を侵略されついには人間達は領土…

僕には高3のときに少しだけ、もっと正確に言うと1日だけ付き合った女の子がいた。その子は抜群に可愛かった。 始めてのデートに誘われて、土曜日にキスをした。でも月曜日には彼女はいなく…