「なんかわからん？ 短編」を含む小説

頑張ってないからじゃない。 頑張る方向がわからない、それだけかもしれない。

私に相談したいものがあるといって出されたのは、継ぎ目のない、古びた小さな木箱だった。

軽ホラー。C調な不動産屋とごく平凡な「僕」との内見の様子をごらんください。てかC調って！！　伝わるのか？　伝われ、この想い！　忘れるな、我が痛み——て、なんの話でしたっけ？ 関…

大学の合格も無事に決まって、それじゃあ いよいよ始めましょうか、住む所さがし。 憧れの一人暮らしを始めようとした矢先に、彼女を待ち受けていた理外の恐怖とは？ 殺人鬼も、幽霊も、ク…

長年暮らした住まいの解体が始まり途方に暮れていた私に、彼はいい物件を紹介すると申し出た。それが、この家だ。確かにいい家だと思うが、判断を下すにはまだ時期尚早だし、何より……

『僕』はロフト付きの八畳間で声をかけられ、ふと我に返る。しかし、声をかけてきた男が誰かわからない。呼びかけられた名前と、手にしていた名刺から、僕が高梁で内見に来ていることは分かっ…

貴族学園のダンスパーティーのさなか、婚約を破棄され、頭からシャンパンをかけられた侯爵令嬢。 そんなひどいフラれ方をするのだから、なにか理由があるはずだ。 しかし、侯爵令嬢には婚約…

青春時代を送る主人公、悠真を中心に展開します。彼は夜の公園で星を眺めるのが好きで、そこで偶然出会った桜井ゆりなとの関係が始まります。二人はお互いに心を開き、友情と恋愛の微妙な関係…

痛い。 ────どこが痛い？ わからない。 ────悲しいの？ わからない。 ────何があったの？ 思い出せない。 ────翔べる？ もう翔びたくない。

大阪弁にまつわる雑学を書いたり、童話やおとぎ話などを大阪弁にしたりする作品です。もはやジャンルがわからなくなってきました。

小学生の僕が通学途中に出会った年上のお姉さんに夢中になるお話。 でもそれが憧れなのか恋なのか、何か全然まだわからない。 平凡な日常に突如として現れた女性。 あの日を境に、色のなか…

今年で社会人3年目になる俺、荒木亮介には学生時代から付き合い今は同棲している彼女がいる。 名前は加藤優奈。可愛くて友達も多い俺とは真反対の人間だ。 ある日、俺の職場に一本の電話…

　不登校気味な自己肯定感低めの女子が、白くてモコモコした変わった生き物？ に出会い、この不条理な世界で生きる話

この話は、幼馴染の圭介と美咲の間に起こる二度の告白という出来事を中心に描かれています。最初の告白は失敗し、落ち込む圭介ですが、夜妖精という存在が現れ、再び告白のチャンスを与えてく…

流れで入ることになった演劇部。そこで出会ったのは部の卒業生の先輩。 周りにいる生徒と違い、身近な大人とも違い、どこか不思議で胸に秘めた確かな炎に目を奪われた。 だけど、まだこの気…

　ここは魔法が存在するちょっとだけ不思議な世界。 　そんな世界は、魔物を使役する魔王に支配されていた。 ――勇者の名前を決 「おお、ああああ！そなたが来るのを――」 「は…

高校三年生の夏。 僕はコンビニでアルバイトをすることになった。 店長と同僚のアヤさんは、雨が降るかどうかをなぜだか気にしている。 何者かになりたい僕。 何がしたいかわからない…

一年のうちに一回か、数回か、もう世界が終わるんじゃないかってほどに絶望することがある。それが、今。 吐き出す場所がわからなくて、思いの丈を文字にぶつけてみた。書きながら涙が止まら…

作者が実際に食べたもの、作ったもの、味わったものを千尋というキャラクターに淡々と語ってもらいました。ご飯の思い出だったり作り方に悩んだりするお話です。 正直グルメやエッセイと名乗…

トリさんが当たるイベントがあるらしいから参加することにした。 考えずに書けるからエッセイ・ノンフィクションで日記でも書こうかと思った。早速、大晦日と一月一日。面白くなかった。思っ…