創作に役立つかもしれない大阪弁のこと
田中勇道
創作に役立つかもしれない大阪弁講座
タイトルは僕が大阪出身なので「大阪弁」としましたが、奈良、京都、和歌山、滋賀、兵庫の方言と大きな違いは(多分)ないので、関西が舞台ならどこでも使えると思います。
前置きはこれくらいにして、まずは簡単な具体例を標準語と大阪弁で記して比較してみます。
標準語
「ねえ、今日めっちゃ暑くない?」
「暑い。ここ最高気温39度らしいよ」
「なにそれ、死ぬじゃん」
「ヤバいよね」
大阪弁
「なあ、今日めっちゃ暑ない?」
「暑い。ここ最高気温39度らしいで」
「なにそれ、死ぬやん」
「ヤバいよな」
文章で比較すると標準語と大きな違いは見られませんね。ちなみに「めっちゃ」はもともと関西の方言ですが、今は標準語化しているようなのでそのまま使いました。
また、代表的(?)な大阪弁として「まいど(いつも)」と「おおきに(ありがとう)」がありますが使う人はあまりいません。まあ地方や年齢によって差はあるので一概には言えませんが……。少なくとも、学生同士の会話では十中八九使われない言葉です。イントネーションが違うだけで大阪人が使う挨拶は基本的に標準語と同じです。
動詞は「言う」が「
地元に住んでいると意識しませんが母音が「i」「e」「o」のいずれかになるパターンが多いですね。ほかにも紹介したい言葉はありますが、一度に何種類も出すと混乱すると思うので今回はここまでにします。最後まで読んでくれておおきに!
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