「お祝い」を含む小説

沙穂は高3になる春休みのある日から、不思議な夢を見るようになる。 それはどうやら記紀に登場する狭穂姫の物語らしい。 奇しくも彼女の通う佐保高校の桜が咲いていないという由々しき問題…

なんでも徹底的に否定してしまうデカルトちゃん。 ひねくれた正確にも関わらずなぜか人気者。 友だちはデカルトちゃんのお祝いをしようとするが……？ ↓前回の投稿↓ 『完全炭素系…

　丸宝瑠璃（まるとみるり）は、動物と音楽が好きな、ごく普通の女の子。けれど、１０歳の誕生日に全てが変わってしまった。 　ずっと田舎暮らしで音信不通だったおばあちゃんが突然やってき…

数年に一度不思議なものを見た。 子供の頃は毎年見ていたのに。 じいちゃんが死んでから、一度も見ていない。世界が静かになってしまった。 そんな僕の周りを、二十歳になる少し前か…

誕生日プレゼントが欲しい彼女と、お祝いをする素振りを見せない彼氏。彼女は、そんな態度に頬を膨らませるけど？　――素直になれないツンデレ彼氏が、愛する彼女に未来を誓うお話。

付き合う条件だった「何かの記念日は必ず『おめでとう』とお祝いすること」という約束を守るために、たどたどしく頑張る彼氏くんと、それをニマニマ半分ドキドキ半分で見守る彼女ちゃんのお話…

夫が急に「おめでとう」と言って来た。 一体何があったのだろう。私には分からない。 でも、夫はとても上機嫌だ。 ＊カクヨム3周年記念選手権第九回『おめでとう』参加作品です。

KAC9「おめでとう」参加作品

カクヨム3周年記念のお題に沿って、9本目。 皇太子おめでとう。 白き昼隠居、黒き嵐の子、紅の恋心、闇夜に宿る星、それも多分愛、三寒四温、まっさらな期待、立ち上がる時、の続きみたい…

いつでもどこでも誰にでも、お祝いを届けるスペシャリストなんだ！ 『カクヨム3周年記念選手権～Kakuyomu 3rd Anniversary Championship～』9日目…

今日は番犬ドーベルマン兄弟達の誕生日。 しかし、ドジなドーベルマンのケルベロスは除け者。 「俺も、ご馳走といっぱいの風船に囲まれたパーティーの中に飛び込みたい・・・」

俺は記念日好きの彼女にうんざりしていた。それさえ無ければ結婚したいくらい好きなのに。そんな俺への、姉のアドバイスは…。

子育て中の主婦の香織はパートを始めて三年。 ついに念願の昇給が叶ったので深夜にひとりこっそりとお祝いのケーキを食べています。 でも家族の誰にも祝ってもらえないことが少しだけ寂しい…

不思議な現象も度々起こるとある私設図書館の地下書庫。 小学生の姿をしたサクラが地下書庫の管理を任されて3周年の記念日に、どこからともなく『おめでとうおじさん』がやってきた。このお…

【カクヨム三周年記念選手権︰8日目】 姫野ティアラ姫、坂口文三郎、山田重子の三人は、変な名前の三人組として有名だった。 同じ悩みを持つ三人は、何となく集まるようになり、「ものぐ…

家に帰ると、妻から3周年だからお祝いすると伝えられた。 だが何の3周年かが分からない俺は、妻の言葉から推測しようと試みる。

私の街にある小さな小さな猫カフェ《open haard》。 そこを経営しているのは、国際結婚をして数十年である、八重子さんとバートさんという二人の老夫婦だった。 同級生で幼馴染…

長年地球をはびこっていた害悪を駆除することに成功して３周年。 今日はみんなでお祝いだった。

高校入学を控えた春休み、4月8日は僕の誕生日だ。中学の友達は既に高校生活が始まっていて誕生日の日にみんなに会えなくて祝ってもらえなかった。気付けばあと3分で誕生日が終わってしまう…

カクヨムがフクロウに埋め尽くされていくのを見て、2回目は参加することにしました。 3周年のお祝いと、いつも読んでくださる方々に感謝を込めて。 カクヨム3周年記念選手権 2日目「…