「ミステリ？」を含む小説

夏休み。いつもの商店街。いつもの通学路。 それなのに、いつもと違う彼女。 いや。違うのは、私なのかーーー。 人造人間の噂を聞いた一方霞（ヒトカタ　カスミ）の世界は徐々に徐々に変貌…

　時代の流れに抗えず廃業した町の小さな書店。そこに新しい店舗、ミステリ専門書店〈谷籐屋〉が開店した。 　その店を訪れた大学生、永城源（えいじょうげん）は、若き女性店主、谷籐風（た…

主人公「ぼん」は、中小出版社〈三ツ星出版〉の若手派遣社員だ。が、そのほんとうの姿は「殺し屋」である。この会社の裏の顔も「殺し屋派遣業」だった。 そんな新人殺し屋「ぼん」の奮闘を描…

高校生の男女コンビが上履きを盗んだ犯人を捜す、ただのフーダニットです。

彩音が招かれた離島では、島の情報を統括するＡＩが、本土にサイバー攻撃を仕掛け独立する計画が進行中で―。 文字通り誰も予想しない結末に導く伝奇ＳＦミステリ。 お竜という奴はこうい…

僕の名は月ノ下真守。天道館高校に通う高校二年生だ。 ある日の学校帰り、クラスメイトの星原咲夜とカフェに寄り道をしようとしたところで 三月学園の少年少女、浅井祥と星川響に出会うが、…

学園ちまっとミステリ。出来ればシリーズにしたい。美少女とミイラとキツネに囲まれ、かみ砕かれる特別じゃない何処にもいるよ俺少年Ａ。追記：まとめました。

白い霧、灰色の川。 およそ現実とは思えない世界で私は目覚めた。 船尾に立つ黒い外套を羽織った男が言う。 記憶を間違えると、私が消えると――。 赤ん坊の泣き声、幼い友情、夕日に染ま…

僕の名は月ノ下真守。都内の私立天道館高校に通う１７歳だ。 少し前からクラスメイトの星原咲夜と放課後に勉強会をするようになったのだけれど 些細なきっかけで隣のクラスの女子が僕らにち…

【あらすじ】 タイムリープ能力をアホに与えると大変って話です。 【登場人物】 高尾健一郎　タイムリープ能力者　アホ 高尾新次郎　健一郎の弟　タイムリープを知覚できる 橘蜜柑　文…

西の国サンナ村の片隅でひっそりと暮らすゴルカンのもとへ来客があった。北の国から来たという若者は、ワドワクスと名乗った。 ワドワクスは意外なことをゴルカンに告げる。彼は、ドゥイータ…

自主企画「三題噺マラソン」参加用。全体チャレンジの「全作につながりを持たせる」に関しては最初から投げてます。テーマごとに単発作品を発表していく予定です。 「冬は何度でも」 お題…

疑わずに読むのも疑いながら読むのも自由です。 Twitter企画タグ：#週一創作ワンライ お題： ・海 ・逃げる ・覗き込んで ・私(僕)たち、友達だよね？ ※この作品はTwit…

ミステリィ、いわゆる推理小説が好きだが、大して詳しくない作者によるエッセイ。 何とかの十戒やら二十則、と言われてもよくわからないレベルの人間だけど、それでもミステリィについて語っ…

1920年代～30年代にかけて英国で発表され、日本では20世紀末からほぼ全作が紹介されたドロシー・Ｌ・セイヤーズのミステリ＜ピーター卿シリーズ＞についての魅力や雑感などを作品ごと…

カード会社に勤務する犬飼は裏で依頼される仕事の処理をしていた。今回の依頼人は大学生。月末までに金を振り込まないと大事なものを失うと脅されたらしいが……

自主企画「私ならこう書く、短編リライトの会」の参加用作品です。リライト作は原作者の許可を得ています。 オリジナル「喫茶カテドラル」 ヘミングウェイの「殺し屋」を下敷きに、想像の…

　2019年。加速するサイバー犯罪に対抗するため、高度な知的人材が求められる東京にて。 　クー・フーリンというサイバーセキュリティ製品をあつかうショウは、かつて同僚だったサクを…

タイムトラベルカンパニーと同軸の、貧民街シリーズです。そんなシリーズ名で良いのか。タイトルは探偵団ですが、大して探偵してません。ミステリ風ファンタジーです。

小さい頃から私の傍には私にしか見えない虎がいた。その虎はいつも私の傍にいてくれた。その虎が姿を消したのはただの1回だけだった。あの日までは。