「私の私」を含む小説

私は不思議な体験をする｡それが夢か正夢か将又､白昼夢なのかは分からない…｡

発車してしまえば、戻ることはない、戻ることは出来ない。 ご乗車になられるお客様はお急ぎください。列車が発車いたします。

不定期日記

気が付くと夜を走る汽車に乗っていた。 どうして乗っていたのか、それどころか自分に関する記憶は全く無い。 ただ手には一冊の「銀河鉄道の夜」。それと、目の前には一心不乱に何かを書き続…

✨実話ありがとシリーズ第一作目✨ 　六月の下旬になると、私は毎年あの日のインターハイ予選を思い出す。 　試合中、私に声を掛けてくれた、りょうこ先輩の言葉を。 　この季節だ…

人間のなにかを食べている、捕食者（イーター）。 彼らの物語。

個人的にツンデレが好きな私が、私なりにこういうツンデレヒロインっていいよね。という、ツンデレの書き方を半ば自分のためだけにまとめつつ、宣伝になるかもと公表してみようというあれであ…

——私と、私に現れた人面瘡の、恋にまつわる奇妙な物語。

文明が発展し、人類は太古に魔術と呼ばれた具現の業を行う事が出来るようになった時代。その結果歯止めがきかなくなり、精神を乱した者たちが"堕魔人"と化して村人を襲撃し殺戮を繰り返すよ…

　私の中に、何かが芽生えた。 　それは、優しくてやわらかくてあたたかいモノ。 　手放したくないそれを大切にしまって、私は私のキモチが願う場所へと向かった――。 「となりの徹平…

　私は再び目の前の喉仏に目を向ける。どうして男の人には喉仏なんてものがあるのだろうか。あのでっぱりの中には一体何が入っているのだろう……。 ――本文より。 私と私の友人、友…

左耳が聞こえなくなった。私は、次第と心を閉ざしていく。 唯一、残されたのは先輩を想う事だけだった。 ある日、先輩から好きな画家の展示会のチケットを貰った。 私は、なんとなく美術…

　誰だってほんとは 　赤ちゃんみたいに 　素直になればいいんだよ―― 　気楽に生きる高校生 　　泉谷恭平（直情型・頭ユルい系男子 　心を閉ざした同級生 　　早瀬琉依…

「地球人は食べたこと、ありますか」 「あるよ。サッパリとした味だったね」 「火星人はやっぱりぶよぶよとしたゼリーみたいな食感ですか」 「何を言っているんだい、君。火星に…

高校3年生最後の夏休みを目前に、胸に痛みを感じるようになっためぐ。ある日、今までとは比べ物にならないくらいの痛みを感じ、かかりつけの病院を訪れる。そこで深刻そうな顔をした医者が、…

胡蝶の夢 私は夢で胡蝶となった。 胡蝶になったことを喜び、私はひらひらと宙を舞った。 ふと、気がつく。 夢で私は胡蝶となった。 しかし、もしそれが逆だったら。 私と云う存在は、実…

　ある時、自分自身が他の誰とも相容れない性質なんだと気付いた。疎外感を感じたこともなかった。特別な出来事があったわけでもない、と思う。ただ、皆は私から離れていった。きっとそういう…

1000文字掌編に何を語れと。紹介文より本文読む方が早いと思います。まぁ、あんまオモロないって所でしょうか？？？←自虐的

世界中の魔女達が集う、最高峰の箒レース《蒼天の決闘》 その予選会を明日に控え、老魔女ギナージュは決意を胸に机に向かっていた。 そんな彼女の元へ、謎の少女マリウスが訪れる。 「私…

異世界トリップしました。性別がなぜか男性になってました。イケメンなのは嬉しいですが、私は私でありたいのです、意図しない変化はまっぴらごめん。そんな主人公が勘違いされつつ過保護な保…